一度は足を運んでみたかった松屋町。
「松屋町」はそのまま「まつやまち」と読むんだけど、
大阪の人は
「まっちゃまち」と言いますわな。
玩具や人形の問屋さんがずらっと並ぶ魅力ある松屋町通り。
地下鉄鶴見緑地線松屋町駅を地上に出ると、いきなりと問屋街。
わー、もーいきなり興味津々なグッズが目に飛びこんでくる。
駄菓子屋さんで売っているお菓子や当物、「ザ・けむり」や人気アニメカード、
夜店に登場するスーパーボールすくい関連一式、はずれや参加賞に「ここから好きなん選んで」クラスのチープな玩具、花火などなんでもござれ、だ。
さて、Jr.おめあての・・・あ、あったあった。店頭にも並んでますな。
金魚すくい。最初から紙がセットされたものもあるけど、枠はそんなにあっても仕方がないから、
紙はスペアを買うことに。
ほー分かってはいたものの、改めてみると・・・
いやね、紙の強度よ。数字が小さくなるほどなかなか破れないってことですな。
「ミナミの帝王」だったかな、この紙の強度をうまく使い分けて集客するってシーンがあったな。
店の人曰く、「露店とかはだいたい6号使いよるわ、7号使うところもあるけどな」
ん~子供心をこてんぱんにしてくれる実態が浮き彫りですな(笑)
そして、別の店に入ってみる。
人形の「天明館」だ。
「人形の」とはあるが、この店舗は花火専門店だ。
わーセットもんも充実してるなあ。しかも、やっぱり安いわ。
実は、花火の話を家でしていたときに、
「最近、落下傘って売ってる?」となった。どのセット物にもないし、まして、ばら売りしている店ないしね。
昔は、石橋商店街のおもちゃ屋(あったのよ)では、ばら売りの花火あったんだけどね。
おっ、この店には売ってるぞ。なつかしーデザインも昔のままじゃないか。
1本でパラシュートが3つ。ほかに、50傘とかモーレツな数出すやつもあったし、パラシュートでなくて人形が出てくるのもあったな。へー色々あるんですな。
他にも懐かしいのが色々あるなあ。
そうそう、ねずみ花火にヘビ玉。
カーッ、これ木か何かにくくって、鳥籠になるやつやん!
店の人曰く、懐かしい商品も健在ながら、時代とともに売れるものや無くなっていくものもあるんだそうな。
例えば、さっきの鳥籠になるやつね、こういう「紐を木にくくりつけて」系は、
「紐をくくりつけるのが面倒くさい」ことを理由にニーズがすっかり減っちゃったそうな(全くなんて理由だ)。
ヘビ玉も最近の子供はあまり知らないみたい。
ここに来ると、子供より大人の方が懐かしがって、昔からある花火を買う傾向があるようだ。
ふーん、と興味をそそる店の人の話。
じゃあ、最近のトレンドって?って聞いてみると、
やっぱり、明るいやつやね。「レーザー光線」このあたりなんかは、光がまぶしいやつやわ。
おいおい、この桃の香りとかイチゴのにおいがする花火って・・・すごいことになってますな。
あとパッケージでは、てもち花火のセットって平たい厚紙にテープで貼ってあったりするけど、エコというかゴミを減らす意図もあって、最初から厚紙なしのコンパクトものも出ているそうな(下の写真)。
昔ながらの夏の風物詩にも時代の流れがあるんですなあ。