ジャズが流れる、落ち着いた雰囲気でいただく焼鳥のお店。暖色系、かつ、少し暗めに照明を落とした感じ。カウンター10席、4人掛けテーブルが3卓、奥に小上がりのお座敷席。
焼鳥は、朝挽きの大山どりを使っているんだって。
ハイボール(550円税込)をいただきまして…
メニューをみると牛も豚もあるんだけど、メインはやはり鶏。
いくつかにおすすめ表記があるんだけど、筆頭に、れば。
C級呑兵衛って、生のレバーは好きなんだけど、焼きはあまり積極的に頼まないんだよな…いや、せっかくだし頼んじゃお。
最初にきた串、れば(180円税込)。
品書きには、とろける甘さとあるが…
お!マシュマロのようなふあふあ食感と、生で楽しめる甘味と焼きならではの香ばしさとコクが楽しめる。美味し。
せせり(200円税込)、脂と塩の相性がいいですなぁ。ほどよい歯応えを感じつつも、柔らかいわ。
はつもと(180円税込)も焼きすぎず、ぷりぷりな感じでグー。
ねぎま(200円税込)は、お、思ったよりも肉質しっかりめなんだ。他が柔らかいから同じように柔らかいのかと思ったよ。固いってんじゃなくて、いい弾力があるんだわ。
かもねぎ(250円税込)は国産岩手鶏を使用。そんなにクセのある感じじゃないんだよね。脂も濃いとか甘いという感じでもなくさっぱり。でも、噛むほどに旨味が出るという鴨の滋味を楽しめるひと串。
牛ら豚以外に馬もありまして。
串の間に、熊本産上赤身の馬刺し(1280円税込)を挟みますか。
生肉食べてます〜な柔らかい肉食感がいい。噛むほどに甘味が出てくるね。
ハツ(180円税込)も、ふんわり柔らかい食感。でも、シャクっとした噛みごたえもありつつ。これも塩加減がいいなぁ。
つくね(250円税込)、ぷりんとした弾力があるタイプね。ところどころでシャキシャキっとした食感が気持ちいいな…生姜かしら。
手羽先(250円税込)は、カリッと焼いた表面にジューシーな鶏身がたまらんわね。
鶏にこだわっているという中で、気になる鶏がらのスープ。スープを頼んでも良かったんだけど…あ、これにしてみよ。
メニューに、ちいさな土鍋の逸品というカテゴリがあって、その中の鶏がらスープの湯豆腐というのを発注。
鶏がらスープの湯豆腐(650円税込)。
スープに柑橘の香り、あっさりに見せかけて舌にまとわりつくコク。鰹が入ることで、さらに旨し。お豆腐は絹ごしなのにしっかりタイプ、豆の香りがよくする美味しいお豆腐ですな。水菜もシャキシャキだ。