最近、身体の調子が良くないのか朝が起きづらくなっているというのに、休みの日、朝6時過ぎにJR大森駅に降り立った。
ここからバスに揺られ東へ20分ほど。平和島や流通センターを跨いでやってきたのは、東京都中央卸売市場大田市場だ。
路線バスは大田市場行きなんだけど、終点が敷地内にあるためそのまま敷地内に入っていく。思ったよりも、この路線本数が多いのね。
この時間に来れば、少し競りが見られるかなと思ったんだけど、コロナ禍影響か、まだ見学が出来るようにはなっていなかった。
残念…であれば、わざわざこの時間に来なくても良かったんだよな。ま、それでも大きな敷地で慌ただしく荷物が行ったり来たりするのを見るだけでテンションはあがるわね。
青果棟と水産等の間に、関連棟というのがあるんだけど、ここに食事ができるお店がいくつかあるんだよね。実はこれがお目当てだったりする。早朝から営業しているお店もあるし、もちろん一般客も利用できるぞ。
その中にある
三洋食堂にやってきた。
平成元年に神田市場からこの場所に移転しているようだけど、昭和25年創業の老舗食堂だ。
店先にズラッと並んだ品書きを見るだけでワクワクする。水産棟で仕入れた、新鮮な魚介を使った定食が楽しめるんだよね。
元気で気さくなお母さんが迎えてくれる。
全体が見渡せないけど、ぐるっと調理場を囲むカウンター席だけで10席強。
お目当ては、よくばり3点セット生うに定食だったんだけど、この日はあいにくうにの仕入れがないとのこと。それは仕方がないので、お母さんにおすすめを聞くと秋刀魚か牡蠣か…おし、牡蠣フライ定食に決めた。
たまたま、この日から牡蠣を始めるって話だったよ。
牡蠣フライ定食(1300円税込)。
ご飯も丼飯でドーン。
朝7時に食べる飯のビジュアルではないよね(笑)でも朝飯だから、これは。
良い子のみんなはランチでぜひ(笑)
牡蠣は宮城のええやつ。
ごついのがゴロゴロっと。
衣に負けない牡蠣の旨味と香り、美味い!
朝から脂っこいかなと思ったら、カラッと揚がっていて全然。タルタルもまた美味くて、たまごな感じと玉ねぎの香りが絶妙。
お母さんに「どう?美味しい?」と聞かれたので、めちゃ旨なことを伝えると、「どれどれ」とお母さんもつまみ食いしてた(笑)一気に頬張るから激熱お見舞いされてフガフガなってたけど、うん、と大きく頷いて、その美味さ改めて確認出来たようだ。
まぐろも美味そうだったな。
また来よ〜
気になる人はぜひ!
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:三洋食堂
場所:東京都大田区東海3-2-7
時間:5:00~14:00 水・日休(東京卸売市場カレンダーに準ずる)
電話:03-5492-2875
※緊急事態宣言等の影響で営業日・営業時間の