阪急十三駅を西側に出て、国道176号線新北野交差点を右に折れ大阪府立北野高校を目指す。国道176号十三バイパスと交差する北野高校前交差点まで来たら左に曲がり、もうすぐ淀川河川敷というところあたり。
赤い軒先テントが目印、「居酒屋なをみ」だ。
いやいや、ここに酒を飲みに来たんじゃない。
居酒屋が営業していない昼間に、間借りで営業するお店にカレーを食べに来たんだよね。
その名も、アマゾネス・ブッチャー。
・・・なんか、店に入った途端、羽交い締めされそうな名前ですな。大柄なおっちゃんが切り盛りでもしているのだろうか。
入口の、美味さのあまり目が飛び出ている絵が怖いって(笑)
中に入ると、L字カウンターの和食居酒屋・・・なんだけど、お店の人、イケメンの若い細身のお兄さんじゃん(笑)
気さくに色々声をかけてくれる。
さて、カレーは4種ほどあるけど、メインな感じのAコース(1300円)にしてみようかな。
なんでも、十三には「十三の日」というのがあって、毎月13日はお店によって色んな特典があるみたいね。
たまたま13日だったんだけど、大盛無料で100円引きとは有難い。じゃ、それで。
調理が始まったのはいいんだけど、カレーを注文したはずなのに「今から炎あがります」。
炒め物をしているのか~と軽い感じで思ってたら、思った以上に火柱上がっとるやないかい(笑)
わお、すごいのがきたな。こちらがAコース(1300円)。
あいがけになっているんだけど、
中央部分にライスが盛られていて、ムール貝カレー、マトンキーマカレー、ココナッツダルカレー、マグロ角切りスパイス炒め、ラッサムに人参のピクルス付き。ムール貝カレーは豆乳も入っているのか。マトンは全然臭みがなく、むしろこのカレーにほしいアイテムだな。ココナッツダルカレーのなかなかの豆の量と、コクしっかりだけど濃厚すぎないのが飽きが来なくていい。
マグロもパサつかず香ばしく、そして、スパイスのきいた味わいになっているんだけど・・・カレー全体、どれも素材がいいというか、きちんと選んできちんと作っている感が全面に出ているね。
この酸味・・・酸っぱいのがラッサムか。
この味、他のインド料理などのお店で味わったことないかもなぁ、日本はナンを扱う北インド系のお店が多いからかしら。
ラッサムは南インドの料理で、カレーではなくスープだ。酸味のある野菜や果物を味付けして煮込んだものだ。
スリランカカレーの要素もあるので、全部混ぜ混ぜして複雑な味・食感を楽しむのもいいね。
スパイスゴリゴリの見た目なんだけど、癖のある感じじゃなく、とても食べやすいバランスのとれた仕上がりだよん。
気になる人はぜひ~
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:アマゾネス・ブッチャー
場所:大阪市淀川区新北野1-11-13
時間:12:00~15:00 月・木・金休
電話:090-9252-1199
※緊急事態宣言等の影響で営業日・営業時間の変更あり