久々の「しょんべん横丁」。
阪急十三駅、西側の改札を出ると、相変わらずの雑多でやかましい感じが炸裂する。十三は、C級呑兵衛の原点でもあるので、十三駅に降り立つだけでワクワクする。怪しい店もあれば、きったない店もあるし、キャパに対してパンパンに入る大衆居酒屋もあれば、数席だけのカウンターの店等々、そんなのをぜーんぶひっくりめて魅力的なエリアだ。
それにしても、久しく来てみると、結構店が変わっているよなぁ。このメイン通りだけでも、こってり大衆居酒屋系の中に、ワインバーやタイ・韓国料理の店なんかも出来ている。
さて、今回はそんな中でも、このエリアではこの「しょんべん横丁」の入口にある店、
やきとりの「串徳」に入ってみる。この通りをずっと見守って来た老舗中の老舗だ。
カウンターと4人掛けテーブル席2セット全体で、15人も入れば満員という規模の店。外から混み具合を確認していたところ、ちょうど、数組が出るところだったので、カウンター席に腰をかけた。
勝手な想像で、常連が占拠する入りにくい店かなと思っていたんだけど、入ってみると、全然そんなことなかった。こってり庶民的な感じが落ち着くなぁ。
生ビール(420円)に ネック(130円)から。
この店のシステムは、メニューは1本の値段で書かれているんだけど、聞くと、1本単位ではなく、2本ずつ出てくると決まっているようだ。
目の前で、焼くところが見えるんだけど、網と炭の距離が近いところに、細い備長炭を使い火力アップで焼き上げる。
ネックの、この筋肉質な肉質がたまりませんな。
タレがうまいな・・・とろみが少ないあっさりタイプで、醤油の香ばしさがきいている。で、ここに加えて、他の店に比較して、炭の香りがよくついてるんだよね。美味い。
皮(130円)がこれまた肉厚で、ネックが立て続けに出て来たのかと思ったくらいだ。ぷにぷに食感が存分に楽しめる逸品。
「串徳」のねぎま(130円)は玉ねぎをはさむタイプ。鶏身は若鶏かしら、ふわっと柔らかい食感がグー。
そして、合鴨(200円)に、ぎんなん(130円)。
合鴨は塩で出てきましたな。比較的柔らかいんだけど、噛むほどに奥から旨味がジュワッと。ここは玉ねぎでなく、白葱との相性が抜群。
酒(350円)を熱燗にしてもらおう。
ちろりに酒を入れて湯煎。その間に、大きな白磁のぐい飲みが出てきた。福久娘と描かれているが、お酒そのものは「白鹿」超辛だ。燗が出来ると、このぐい飲みに酒を注いでくれる。ぐい飲みに表面張力ができて、ちょうど一杯。
「まずは、口飲みして下さいね」
手で動かそうとすると絶対にこぼれるから、外の茶色の暖簾の向こうに見える通りを眺めながら、つぃーっと口飲み。
いやぁ、いい時間を有難う。また、来よう。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:串徳
場所:
大阪市淀川区十三本町1-2-3 時間:17:00~23:30 日休
電話:06-6309-2797
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