恒例忘年会 瞬旅で鹿児島1泊2日。
ランチ一つでも、せっかくなら地元のものが食べたいよなぁ。
幹事の観光に対する無関心ぶりもさることながら、全体的に計画がゆるいんだよ、まったく(これは、前回の別府でも全開で表現してくれた)。
だから、「何が食べたいか」から始まるから、なかなか店が決まらない。
そんな中で、ラーメンというのが出て来たんだけど、鹿児島ラーメンというご当地ものがあるんですな。いくつか、候補が上がった中、暖簾をくぐったのは、
ラーメン一筋62年、「こむらさき」だ。
2階に案内されて、テーブル席へ(外から分からなかったが、意外と大きな店ですな)。
ラーメンを注文して、暫くすると・・・ん?ご飯頼んでないけど・・・
いやね、
沢庵が出てきたわけ。
実は、これも鹿児島ラーメンの特徴の一つらしく、ラーメンが出てくるまでに、こいつをポリポリいわすわけですな。ん~こういうのいいね。
で、ラーメンが出て来たんだけど、おやおや、ちょっと個性的ですな。
鹿児島ラーメンの特徴その2、豚骨ベース。ただ、必ずしも100%豚骨ではなく、店によっては、鶏ガラスープも合わせることで、あっさりと仕上げるものもあるそうな。「こむらさき」も後者。
食べてみると、ラーメンはラーメンなんだけど、どこかで味わったことのある・・・あ、そうだ、ちゃんぽん!ちゃんぽんの味だ~
麺は白くて細めなのね。これ、ビーフンをヒントに作ったオリジナル麺だとか。コシがあって喉越しがいいわ。
さて、食事を終えた後、どこに行くのかと思えば、
知覧ときた。
知覧といえば、知覧鶏のイメージが強いが、車を走らせ向かったのは
「知覧特攻平和会館」。
えらいチョイスしてくるわねー
施設名からも分かる通り、太平洋戦争で敵艦に飛行機もろとも突っ込む「特攻隊」が、この地から多く飛び立っていったということで、その遺品、遺影、遺書などが展示されている。
正直、「なんでここやねん」と思ったんだけど、ここは価値あるわ。
この遺影、遺書の数もさることながら、20歳そこそこの若者たちが母に向けた気持ちを、これまた達筆な字で書いてるわけよ。これを眺めていると、戦争の中でも、普通の人としてのやりとりがもちろんあったんだよなぁ、としみじみと感じてしまう。
館内は写真撮影NGだったので、外の
三角兵舎を。
特攻隊は、この半地下式の兵舎で遺書を書いたりしたんだそうな。
ホントここ結構な観光客が来てて、すっごい賑わっていたので驚いちゃった。
ここからは、今日の宿泊地、指宿(いぶすき)に向かって車を走らせる。
途中、峠越え越しに開聞岳。
さてさて、到着しましたよー今宵の宿は、指宿温泉
旅館「吟松」。
夕食の前に、砂風呂いっとくかー
「恒例忘年会 瞬旅で鹿児島1泊2日」 続く。
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