ロッテ百貨店・ロッテホテルのすぐそばに、地下鉄2号線の乙支路駅があるので、ここから三成というところまで移動することにした。
地下鉄での切符の買い方だけど、タッチパネルなのね。最初から日本語ボタンを押せば、全く不自由なく買うことができる。
・・・が、一つ難があるとすれば行先の選択。
これは英語表記で、駅コード検索でアルファベットの頭文字を選択する。すると、該当する駅名がざっと並んで、目的地を選択する。
あーそっくりさんなスペルもあるなぁ・・・というのが難ではなくて、そもそも
目的地の駅名の英語表記をどこで確認するかだ。券売機のそばにパネルでもほしいところだ。路線図見つけたとか思ったら、オールハングルだったりするし。結局、持ってきたガイドブックで確認することになる。
あと、日本と違うのは、切符はカード方式になっていて、デポジットタイプなこと。
目的地を選ぶと金額が表示されるんだけど、保証金が加算されている(降車後に専用機で返金できるようになっている)。
乗り方は日本と同じ、カードを改札機のところでピッとかざす。
さて、江南(カンナム)地区は三成駅に到着(40分くらいかかったな…)。
まず、最初に向かったのは、駅から少し歩いたところにある建物へ。
韓国ドラマ
「私の名前はキム・サムスン」で、レストラン「ボナペティ」として使われた建物だ。
「TODAI」という店に変わった等、色んなブログに書かれていたんだけど
、「ARIBANN」という韓国料理の店名で、廃墟化していた。
ここから、タクシーに乗って、地下鉄9号線新論見駅へ向かってもらう。三成から地下鉄で4駅分くらいの距離なんだけど、ここからだと、電車より車の移動の方がよさそうだ。
ただ、乗ったのはそれ一度きりで、以降、タクシーは乗らないことにした。タクシーそのものは全く問題ないんだけど、道路事情が良くないというか、渋滞であれ信号待ちであれ、とにかくスッスいかないのね。妙に時間がかかる。
新論見駅から、少し北に歩いたところにある
「元祖サムパプチプ」にやって来た。
野菜に色んなものを巻いて食べるサムパプの専門店だ。
まだ16時なんだけど、お腹空いているし、かっつりいこ。
あー疲れた。と、とりあえずビールビール。
さて、注文したのは
サムパプ定食。メニューが壁にあるんだけど、ハングルで読めん・・・こういう時は、ガイドブック指差し。
すると、カールした薄切りの豚三枚肉(テペサムギョプサル)が出てきた。
こらこらこら・・・テーブルにこれでもかと小皿が並ぶ。包み野菜も30種以上の有機野菜がわさーっと並ぶ。
韓国では一般的らしいけど、野菜・副菜がおかわり無料なのが泣ける。
食べ方は、肉をまずはタレにつけて焼く。焼きあがったら、包み野菜に乗せていくんだけど、ご飯もここに乗せるんだって。キムチあたりものせて・・・
うまー、肉もう一皿お替りしちゃったよ。日本ではなかなか体験できないので、これでもかと包み野菜を頬張る。
調子のってると、かなり後半苦しくなってきた…
さてさて、気になる料金・・・伝票を見ると、サムパプ定食がw9,000、おかわり皿がw7,000、瓶ビールがw4,000(を3本)で合計w37,000。日本円(w100=7円)に換算すると、
約2,600円。
そう、これ一人分じゃなく家族分で、しかも、酒まで飲んでこの料金。
素晴らしい。
お腹が苦しい思いをしながら、地下鉄に揺られてホテルまで戻ってきた。
実は、今回、どこかのタイミングで舞台でも見に行くかと目論んで、クッキングスタイルのパフォーマンス「NANTA」を考えていた。空港からの車中で、ガイドにも「観ニ行クンデスカ?予約シテアゲマショウカ?」といわれお願いしたんだけど、予約がかなり入っていて滞在中は難しかったので、
「JUMP」を予約してもらった。これもいっぱいそうだったんだけど、こちらの希望時間で枠がたまたまあったみたい。
「JUMP」は、武術とコミカルな演技が融合した面白そうな舞台で、これを、早速、今日の夜に観に行くことにしていたのだ。
ホテルからてくてく15分ほど歩いて、劇場へ向かう。
チケットに交換し劇場に入る。
この公演も満席みたいですな~団体客もガンガン入ってるようだ。
公演中はもちろん撮影禁止なので、写真はないけどまあ盛り上がったね。面白かった。
公演開始前から、一人の演者が観客席側ですでにウロウロ始めていて、客いじりを始めたり、舞台の途中では、実際に体験ということで、2名ほどステージに上がらせて、演技に参加させるなどで楽しませる。
何よりも、もーJr.がバカうけ。分かりやすい笑いだから、どんな国や年齢層にもウケるんだろうね。
コミカルな要素満載ではあるんだけど、武術も凄くて、技の披露も魅力たっぷりだ。
舞台が終わると、演者のサイン会もあって、Jr.もプログラム買って、一緒に写真をとってもらったり、サインをもらったりで大喜びだ。
いやあ~満足の初日でしたな。
続く。