古墳といえば、大仙陵古墳(C級呑兵衛が学校で習った時は、仁徳天皇陵古墳だった)や、奈良の古墳群を思い浮かべるところだけど、わが町池田もですな、古代から現代にかけて色んな歴史を経てきているわけ。
もちろん、古墳も残っていて、池田で有名なものとなると、規模的にも茶臼山古墳や鉢塚古墳だったりするけど、ここ直近で整備をしている古墳がある。
井口堂にある
「二子塚古墳」だ。国道176号線から、数分、住宅街を北上したところにある。
地元では、
「稲荷山古墳」と呼ばれている。いつからか分からないけど、古墳の上にお稲荷さん祭る祠があるんですな。
これまで、フェンスに囲まれて一般の人が出入りできる環境にはなかったんだけど、出入りが出来るように整備が進んでいる。まだ、完成はしていない感じだけど、入り口部分の整備や敷地内に電灯も灯るようになった。
お稲荷さんへの階段にも手すりがついてる・・・
この古墳は、古墳時代後期のもので、ぱっと見(上空から見ても)円墳?と思われがちだけど、これ、前方後円墳じゃないかって言われてるのね。しかーも、古墳の名からも分かるように、二子塚、つまり2つの石室をもつ古墳なわけ(うち一つは埋没して確認できないそうで)。
石室はフェンスで囲まれ、中に入れないようにはなっているけど、内部を確認することはできるぞ。
気になる点が一つあるとすれば、この鬱蒼とした木々のおかげで、この住宅街の中、ホタルにとどまらず、カブトムシ・クワガタまでいた(昨年実績)んだよね。これを機に生態系がどうなるのか・・・