庶民的というか、ディープな空間を好む習性があるC級呑兵衛。
ところが今回は、本格的な中国料理。
仕事の関係とはいえ、こうした中国料理の店で食事できるとは嬉しいと同時に緊張しますなあ。
市ヶ谷にある
「中国飯店」だ。
広い店内はクラシックチャイナ。琴を弾く女性を横目に奥の個室へ。
わーい、回転する丸テーブルだ。
・・・はしゃぐ年じゃないわね。
前菜の盛り合わせから。くらげの歯ごたえが・・・静かに会話をしながら、コリコリ音が響く。
そして、
帆立と季節野菜のXO醤炒め。帆立の旨みがXO醤と合いますな~
干し貝柱ときぬがさ茸のふかひれスープ に
北京ダック。
一品一品、まずは取り分ける前にメニューの説明をしてくれるんだけど、
北京ダックは、デーンとこんがりローストされた丸々アヒルがお目見えする。
これをカットし、包餅で包み込んで皿に盛られて出てくる。
皮のパリパリ感と包餅のもっちり感の食感が絶妙ですな。
白身魚の中国オリーブ蒸しに、
里芋の葱油炒め。
酒はビールから、温かい紹興酒に。
小さなグラスに、ちょこっと入れてはグイッとやるんだけど、
いつもながら自己主張の強い酒ですな。
初めて呑んだときは、クセのある酒だなあと思ってたんだけど、何度も呑むうちに、呑みだすと、グイグイいってしまうようになってしまった。
特製小龍包。
少し粒の大きい小龍包を、スープを逃さないようにレンゲにおいて口に運ぶ。じゅわ~っと旨みが広がる。
シメは
楊州風五目炒飯にデザート。
どの品も上品な味わいが楽しめ、リッチな時間を過ごすことができたね。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:中国飯店 市ヶ谷店
場所:
東京都千代田区九段北4-1-7 九段センタービルLB1電話:03-3288-3088
営業:11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~23:00(L.O.22:00)