キシーン、ゴゴゴゴ・・・ガッシャン・・ガッシャン・・
この空間は嬉しいなあ。
随分と前からイニシャルO氏と呑む約束をしていながら、こちらの都合でリスケばかりしてもらっていて、今日ようやく実現した。
どこで呑もうかと考えたが・・・
共に住まいは北摂地域ながら、阪急と地下鉄だし・・・よし、今回は中津といこう。
とは言っても、レパートリー少ないしな。ちょっと調べるか。
そうして訪れたのが、
「大阪はなび」だ。
立ち呑みスタイルながら、ビールケースを椅子に見立て腰を掛けることもできる。
色々と事前に情報を集めていると、よさげな感じ。
・・・果たして、良かったわけ。
ここへ来るまで、そんなに人が歩いていたわけでも無かった。
なのに、ここに来ると、何故か店は賑わっていた。
もともと立ち呑み向けにあるテーブル、ここにビールケースの椅子。
腰をかけると、テーブル位置が微妙に高いのがご愛嬌。
それにしても、色んなところにメニューが書いてあるのね。
目の前にも黒板から、ダンボールから、発泡スチロールのメニュー、そして食材が並ぶ。
泉州の水茄子(350円)は1個コロンとやってくる。からしを添えて。
裂きながら瑞々しいところを頬張る。
「適当に盛り合わせて」と言ったつもりなんだけど、造りが一通り出てきてしまった。
本鮪刺身(950円)、ホタテ刺身(550円)に紋甲いか刺身(500円)だ。この鮪は一口じゃ無理、食べ応え十分だ。美味い。
鳥の造り・焼物も充実してるねえ。
鳥セセリ塩(350円)もらうかな。
ぬおー、この料金でこのボリュームは嬉しいねー。しかも美味いときた。
そして、何故かウインナーメニューも充実している。
赤ウインナー、普通のウインナー、激カラウインナー・・・イニシャルO氏はすかさず、
世界のウインナー(650円)を注文。これがまたビールによく合うんだ。
とにかく立ち呑みスタイルなんだけど、まず生ものが充実していて、そして魚貝が安くて新鮮。
そして、酒の種類が充実。おーホッピーもあるじゃん。
焼酎もええ感じのが20~30種はあるんでないかい。ロックで頼んだら、グラスになみなみ入ってくるし。涙ちょちょぎれるサービスぶりだ。
店の兄ちゃんも、適度な感じで話しかけてくれたりして、終始和やかムード。
電車好きなC級呑兵衛、この店、JR貨物線沿いにあるのね。
だから、DE10や桃太郎あたりが貨物をがしゃがしゃいわしながら、移動するのを間近で見ることができる。
ポイントレールをゆっくりと通過する機関車の、金属音ときしむ渋い音が最高のBGMだ。
「大阪はなび」サイコー!
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:大阪はなび
場所:
大阪市北区中津1-18-7電話:06-6376-4648
営業:17:00~3:00