仕事の関係で新宿に泊まることになった。
まあ毎度毎度、当日とか直前にホテルを予約しようとするもんだから、選り好みも出来ないわけ。
今回も歌舞伎町ど真ん中だ。
おかげで、よく良妻から「何か名前だけ聞くと、それ普通のホテルなん?」「場所的にホンマにそこしかなかったん?」と疑われどころ満載だ。
正直なところ、歌舞伎町はC級呑兵衛には合わない。
多くの店があって賑やかなんだけど、求める賑やかさとは違う。
とは言いながらも一杯くらいひっかけないと面白くないし、ホテルにこもるというのも性に合わない。
ホテルに近いところで少し酒を呑むことにした。
新宿コマの裏手、歌舞伎町ビルにある
「四倉忠(よつくらただし)」だ。
ビル1Fの入口のところで「四倉忠」はイーゼルで案内をしているんだけど、ビルそのものの看板には掲げられてないんだよね・・・新しい店なのかなあ。そういうところは勝負に出て行ってみようと思うわけ。
中に入ると、こじんまりとした空間ながらカウンターに座敷にテーブル席。色んなシチュエーションで利用できそうだ。
まずは、ビールのアテにとオクラのわさび漬け(380円)とチャンジャ(380円)を。
わさび漬け、風味は確かに山葵ながら、辛いというよりは爽やかな味わいの一品。
オクラの歯ごたえがしっかりしていて美味い。
わさび漬けであっさりいってるのに、一方でチャンジャって頼み方間違ったかな・・・いやいや、ビールが進むからいいや。
すぐにビールは空けちゃって、次は・・・壁に貼られたメニューがきになったので、これにしよ。
「黒龍」(980円)。
黒龍酒造の酒なんだけど、これは限定酒で「垂れ口」という吟醸酒だ。柔らかい風味と後味がいい。
銀むつの煮付け(780円)に男ししゃも北海道産(580円)。
さっきのオクラもそうなんだけど、素材の味を活かしたメニューが楽しめる。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:四倉忠
場所:
東京都新宿区歌舞伎町1-12-6 歌舞伎町ビル4F電話:03-5155-2577
営業:18:00~翌10:00(日祝18:00~翌4:00)