もうねえ、変換できないんだもの。
同じように困ってる人いるよ、きっと。
人形町「魚平」を出てから、次に白い暖簾が美味そうな気配を感じさせる
「喜味」に入る。
「喜」は実際は草書体なんだよね、七を3つ「森」の字の様に並べたやつね。いくら頑張っても表示できないから諦めた。
奥の座敷には明らかに呑みすぎな一行がいたが、カウンターには常連が一人。
C級呑兵衛もカウンターに腰をかける。
一見の客が店に見られている瞬間を直感的に感じる、このそわそわ感がいいね。
さてさて、何にしようかな。やっぱり、造り(1000円)かな。
造りが出てくるまでの酒の肴に、付き出しでホタテがでてきた。甘めのタレがかかった一品なんだけど、歯ごたえと貝柱の旨みがいきなり酒を進めてしまう。
お造りがよろしいですなあ。
生メカジキ中落ち、京都産ブリ、こはだにサーモン。
サーモンは、希少価値の
建時鮭だ。この食べ方が美味しいんだろうねえ~ルイベで出てきた。
シャクシャク感がとれろと、とろけるような柔らかさと甘味だ。
ビールを呑んでいるわけにはいかない。この店には焼酎、日本酒が似合う。
日本酒は、ネーミングに惹かれる「
占欲(ひとりじめ)」。
造りですっかり気分は満足なんだけど、あと少し口に入れたいところだ。
・・・他の店でも食べたいながらもタイミングを逸してきた銀杏(550円)にするか。
愛知県祖父江町のものなんだって。
果たして、コロンコロンとそのままの状態でやってきた。思ったよりも量あるなあ。
この銀杏がね、またモチモチっとして美味しいの。ほのかな苦味と栗のようなやさしい甘味が最高!
途中からリスみたいに、立て続けに次から次へと口の中に放り込む。
いい空間にいい料理。また、人形町にこなければ・・・
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:喜味
場所:
東京都中央区日本橋人形町1-16-2電話:03-3663-3233