昨日、打ち上げで盛り上がった後、一行とは別れ、
イニシャルK氏、イニシャルF氏、イニシャルM氏、イニシャルH氏というそうそうたる酒呑みメンバーで更に飲み続ける。
結局、新宿のカプセルホテルに着いた時には
26:00を回っていた。
風呂とサウナに入ったまではよかったが眠気にかてず、一緒に泊まるイニシャルK氏、イニシャルF氏とははぐれ、そそくさと寝てしまった。
・・・で、今日、朝7:30に起きて朝風呂を浴びてイニシャルK氏、イニシャルF氏と共に
9:00までにはチェックアウトする。
さ、さ、呑みに行くぞ。
朝の閑散とした新宿駅横の
「思い出横丁」へ入り込み、朝から赤提灯をぶら下げている(おかしいでしょ)店を探し入る。
以前、お世話になった「若柳」を探したが残念ながら見当たらなかった。
さて腰をかけ、とりあえずビールを注文するが、付き出しがメンマとは酒呑みを分かってるじゃあないかあ。
朝9時頃にメンマを頬張る男を見たことがあるかい?ここにいますよお。
店情報を収集しようとしたが、店の名前も分からない。
店のお兄さんに聞いてみると、
「赤ちょうちんに書いてますよ、ひなどりですヨ」というから、外に赤提灯見に行ったら、
「やきとり」じゃねーか、がっかりだよ!
どうも様子がおかしいなと思い聞いてみると、ここで勤めてまだ1ヶ月の中国人だった。
で、営業時間を聞くと基本的には夕方からの営業で午前・昼は仕込だという。
「え?でも提灯ついてるじゃん。」
「ええ、まあ時間はいつでもOKヨ」・・・まあ、アバウトな。
でも、
アバウトさは酒にも出た。
イニシャルK氏が
熱燗を2合で注文した。
すると、おもむろにグラスを取り出し、パックの日本酒を注ぎだした。ナミナミ入れて、ハイと差し出された。
我々は
「あ、いやいや・・」と注文を聞き違えていることを指摘しようと思ったが、イニシャルK氏「・・・あ、ま、これでいいや」。
熱燗でもないし2合でもないんだけどね・・・
で、それを見た
イニシャルF氏が、「あ、じゃ俺も同じのちょうだい」。
お兄さんは同じ動作で同じように酒を出した・・・が、グラスの大きさが少し小さいし、しかもナミナミ入ってないじゃん。
すかさず、これにはイニシャルF氏は指摘。
すると、お兄さんはもう一つグラスを取り出し、コップ半分くらいまで酒を入れて、
「はい、これで。サービスヨ」。
いやいやいや・・・。不思議なやりとりがしばらく続いた。
午前中、ゆるい時間が静かに流れ我々一行はよく酒を呑んだ。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:ひな鳥 1号店
場所:
東京都新宿区西新宿1-2-7
電話:03-3340-8088