京橋で仕事半分、楽しい酒半分。
友人のイニシャルI氏と待ち合わせた。
ところが、少し遅れると連絡があったため、食前酒ならぬ
呑前酒で一軒入ることにした。
京橋には数々の居酒屋があり、どの時間でも大概人が結構入っている。
入っていない店はとことん入っていない。この差はナンだろうというくらい。でも、大概は値段だね。やはり・・・
タイミングがたまたま良かったのか、それ以上詮索しない方が良いのか分からないが、空いていて入りやすそうな青暖簾のお店があった。
「京屋支店」だ。
この前、
京屋本店に行って活気に圧倒されたが、
支店はその間逆じゃんとは思いながらも、また違う独特の雰囲気がある。
C級呑兵衛はどんなパターンでも酒が呑めればグーなのだが、どちらかというと静かで、一人で入っても空気が変わらないのが好きだ。
「瓶ビールとホタルイカ下さい」。
と言っても、店の人の
リアクションが薄~いところが何となくいい味でてるねえ。こういうの好き。
ホタルイカ(400円)が出てきたが、思ったよりもボリュームあるじゃん。
ホントにちょっとだけ呑むならこれだけでもアテは十分だ。
酢味噌をたっぷりとつけて食べる。
一人、カウンターで何にもすることなくてね。
でも、こういう時間好きだなあ。「とりあえず、みんな放っといて」状態だもの。店の雰囲気に浸るもよし、情報収集するもよし。
後ろからは、サラリーマン(と言っても、もう50代だね)のグチ。ホント面白いくらい、どこでも同じようなグチを聞くよね。
またもう、その会社の一部始終が分かるくらい、こと細かにグチる人がいるわけ。そんなときは、自分だったらこう判断するなあとかシミュレーションしたりして。
でね、よく聞いてると、
「そりゃ、あんたに問題があるんじゃないの?」てのもあるよね。ま、仕事は、自分で線引きをした段階で負けだと思うけどね。「誰々が悪い」って言ったって、結局は「じゃあ、どうすれば解決できますか?」だもんね。
自分が動かなきゃ物事は解決しないよん。
後ろのサラリーマンのグチ話が面白かったので、
もうちょっといようと思って、きずし頼んじゃったよ。