22:30頃、一軒の店の暖簾をくぐってみた。
甲子園で阪神vsオリックスを観戦しながら、たらふくビールを飲んだので腹は減っていなかったが、何か物足りなさを感じて、石橋を降りると自宅とは真逆の方向に足を向けていた。
大衆酒房「参丁目」がずっと気になっていたのだ。
時間的にどうかなあと思い尋ねてみると、「23:30まではいけますよ、どうぞ」と快く迎えてもらえた。案内されるままカウンターに腰をかけた(ホントは23:00までだったんじゃないかなあ)。
この店を知ったきっかけは他とはちょっと違う。
何故なら
銭湯での壁広告だったからだ。
風呂桶の「ケロリン」みたいなもんだ。
はじめて「参丁目」の広告を見たとき、「あれ?この店どこにあるんやろ。あったっけなあ」と妙に見入ったのだ。
石橋の居酒屋といえば、駅周辺に集中しているので、トーエイよりも西向こうにあるという発想がそもそもなかったのだ(石橋分からない人にとっては「あんた何言ってんの?」ってなるよね)。
この広告&実際、店に来た時の看板「大衆酒房」からして
立ち飲みか何かんだと思うでしょ。これがね、違うの。
鍋や懐石料理が楽しめるお店なわけ。すっぽん料理なんてのも書いてあるぞ。
とにかく瓶ビールを注文し、
つぶ貝(800円)造りを頼んでみた。
1個まるまる出てくるが、刺身とは別に、さざえと同様にある「わた」の部分は甘辛く荒炊き風にしてアツアツで出てきた。
刺身を口にした瞬間にまず思ったのが
「このつぶ貝、甘い」だ。これまで何度も食べてきたはずなのに・・・こんなに甘味があるのかあ。
大将が
「今が一番美味しい時」と太鼓判の逸品だ。
次、何か注文しようかなあと思っていると、
「これ、ちょっと食べてみませんか?」と差し出されたのが、
甘えびの塩焼きと真竹だ。
もうねえ~甘えび、香ばしい風味と頭の部分のお味噌が甘くてグー。
真竹は素焼きにしたものをかぶったが、歯ごたえがありながらも、えぐみが全くない。先の方だけほろ苦い感じだ。
真竹は今日たまたま入ったものだそうで、それを味見させてもらえるとは有難い。
酒を
「緑一」に変えた。
池田は「呉春」が有名だが、この「緑一」も池田栄本町、吉田酒造の銘酒だ。
大将から色んな話を聞くことが出来た。
食材に対するこだわり、30年営業をしてきた中での石橋の姿、石橋の居酒屋事情等々。
最後に活きのいい
すっぽんをみせてもらった。
大将が持ち上げると、かなり暴れ放題。こっちまであわててシャッター切ったので、ブレちゃった。きっと美味いすっぽん料理が味わえるんだろうなあ。
最後に、泉州で摂ったわかめを佃煮にしたものを土産にいただいた。
短い時間だったが、とても楽しかった。
また、足を運ぶことにしよう。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:酒席 参丁目
場所:池田市石橋1-16-18
電話:072-762-3465
営業:17:00~23:00 日休
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