ハワイにやってきた。
日本を25日(水)の22時に出発し、ホノルル空港に到着したのは
25日(火)の10時だ。
空港を出たとたんに、
ジメッとした湿気と傘をささないといけないくらいの雨。
出だしからハワイのイメージを覆される出迎えに気が滅入る。
今回は「特段これをしよう」と目的をたててきたわけでもないので、最初に何処へ行くかから始めなければいけない。
ただ、
「ハンバーガーを何種類食べられるか」と
「ハワイでチャイナタウンを満喫」というニッチなコンセプトだけは掲げている。
いつも海外旅行で思うのは、観光地よりも
「その土地の生活感を感じたい」のだ。
だから、様々なオプショナルツアーでリゾートを満喫するということはあまり関心がない。
とりあえず今日は初日ということもあり、ゆっくり行動したいと思い、ランチ場所探しとホテル周辺の散策にとどめることにした。
ランチは、機内の冊子でたまたま紹介されていた
ハワイ料理のお店「ONO HAWAIIAN FOOD」に決めた。
この冊子によると、
ホノルルに本当のハワイ料理を食べさせる店は2店しかないのだという。材料調達と調理に手間隙がかかるそうだ。
折角ハワイに来たのであれば、そういうものを口にしたいと思い店を探した。
ん~
本当に街中にある食堂屋という感じで、ワイキキ周辺の店とは違い入るのに少し勇気がいったが、店のおかあさんが明るく、カタコトの日本語も少し交えながら気を遣ってくれたので和やかなムードだった。
ボリュームが分からなかったので、おかあさんがアドバイスしてくれた通り、イニシャルT氏と二人で一つのセットを注文し、それに一品を2つつけた。
写真左上の山みたいなのが
「ラウラウ」と呼ばれるもので、タロイモの葉で鶏肉(または豚肉)を巻いて蒸したもの。
写真右手の緑満載は、
クレソンと牛肉のスープ煮だ。
中央の赤いのが
ロミサーモン(たまねぎとサーモンの角切り)などなど、初めて口にするものばかりだ。
これをタロイモをすりつぶして発酵させた
「ポイ」につけて食べる。ポイは
ビジュアル的にはグレーでノリみたいな粘りがあるので、うまそうにみえないが主食として食べられてきているのだそうだ。
どれも
美味い。正直、ハワイでのグルメは期待していなかったが、出だしから幸先がいい。
ま、これでもそうとう量があって食べ切れなかったが・・・そう、味よりもボリュームでこれから泣かされそうだ。