カテゴリ:水曜どうでしょう聖地探訪2006( 1 )

 

「水曜どうでしょう」聖地探訪と海鮮丼の旅

え?日帰りで北海道に昼飯食べに行くの?

■ビジネスマンに混じって伊丹空港へ
どんよりとした厚い雲が、朝の景色を薄暗くしている。仕事に出掛けるいつもよりは30分早く起きて、ラッシュ時間帯の準急に乗った。
これから千歳に向かう。昼飯食べに。リッチだね。
普段使っているクレジットカードを変えたことで、伊丹空港内にあるラウンジを利用できるようになったので、早速、「ラウンジオーサカ」を利用させてもらうことした。が、普段、仕事ならモバイルつないでメールの確認でもできそうものだが、昼飯食いに行くだけなので、特段することもなく、オレンジジュースを地味に飲むしかなかった。
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さて、機内での話。飛行機は快適な飛行を続けていたが、途中で何やらスチュワーデスに慌しい動きが。で、その直後、アナウンスが流れた。
「お客様の中にお医者様いらっしゃいますでしょうか?」・・・こんな台詞、テレビでしか聞いたことがないし、実際、現場に居合わせたこともなかったので驚いた。明らかに普段とは異なる様相であったものの、さすがスチュワーデス、ここは他の客に不安がらせないように落ち着いた対応だ。
後部座席に急病人がいることは確認できたが、時間の経過とともに落ち着いたようで、結果的にはオンスケジュールで新千歳空港に降り立った。

■札幌駅にて
空港から札幌駅までは、JR「快速エアポート」に乗れば30分とかからない。空港周辺では分かりにくかったが、いざ列車に乗ってみると、かなりの積雪のようだ。
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雪の上を走っているようで、ガタンゴトンという音もあまり聞こえることなく静だった。
札幌に7分遅れで到着し、降りたホームはまさに「刺す寒さ」だった。何をするでも、とにかく小走りだ。
ちょうど向かいのホームに、大阪から来た「トワイライトエクスプレス」が停車していた。北海道ならではのDD51重連に、ピンクのヘッドマークが光る。少し見ていたい気もしたが、雪を積んだトワイライトエクスプレスはすぐに走り出した。
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■南平岸へ
確かに昼飯を食いに北海道へやってきたのもある。しかし、もう一つ大きな目的がある。
それは、「水曜どうでしょう」の聖地を訪れることだ。

札幌駅から地下鉄南北線にのる。北海道の地下鉄はゴムタイヤだ。なので、乗り心地は車。
車両だが、新しいのが割合的には多いものの、古いタイプのがたまに走っている。車両前面の上部に、スーパーマンみたく、北海道の地形をかたどった中に「S」とかかれたプレートをつけた薄緑色のやつだ。明らかに古いと分かるので、「もうそろそろ替えた方がいいですよお」と小声で言っておいた。

南平岸駅に到着した。駅から北海道テレビまでが微妙な坂になっているのだが、いつものシューズで来たために慎重に足を進める。札幌市内だというのに、スキー場に来たかのような積雪だ。
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5分も歩くとレンガビル、あの北海道テレビ(HTB)にいよいよ到着。ま、テレビ局のビルに感動しても仕方ないが、やはり番組のファンとしては気分は高まってしまう。
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警備員の人に聞いて局の中に入ってみた。
小さなエントランスがあり、ここにいきなり「水曜どうでしょう」関連の展示や販売がされていた。
どうやら一般の人もここまでは立ち入ることができるようで、展示されているグッズ販売については、エントランス右手にある喫茶店で精算をする仕組みになっている。

いやあ、番組に使われた小道具を見ていると、その時の番組シーンがすぐによみがえる。やっぱり、この「水曜どうでしょう」の原点と言ってもいい「サイコロシリーズ」のフリップには見入ってしまったね。
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しばらく見て写真も撮るんだけど、これ平日だからなのか、ミーハー的行動をとっているのが自分ひとりなので結構気がひける。だって、あとはHTBの社員証ぶらさげた人なんだもの。
とりあえず、気分を落ち着けるのもあったし、折角ここまできたのもあったので、横の喫茶店でコーヒーを飲むことにした。
しばらくして喫茶店を出ると、番組のファンが数名いて写真などを撮っていたので、再度安心してギャラリーを楽しむことが出来た。

展示の横に、「水曜どうでしょう」のおみくじやガチャガチャまである。
おみくじやったら、凶が出たまではまだ許せるんだけど、そこは「どうでしょう」じゃん。容赦ない書きっぷりに脱帽したね。
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あと、「どうでしょう」とは切っても切り離せないHTBキャラクター「onちゃん」からも目が離せない。椅子に座った大きなonちゃんが印象的だが、その上に乗っている「ぐち」(キャラクター)が妙に味を出している。
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さて、HTBを出てすぐ隣の公園へ向かう。そう、あの番組の前枠後枠で登場する「聖地」だ。
公園はすぐに分かったが、あまりの積雪で、どこから入ればいいのよ状態だ。どこでも歩けるという状態では全くなく地面の状況が全く分からない。
それでも、あのテレビで登場するロケーションに、今自分が立っていることに満足感を覚えた。
「やっとくることが出来た・・・」、何の変哲もない公園でしばし立ち止まっていた。
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■昼飯の海鮮丼
さて、「水曜どうでしょう」観光を終えて、地下鉄で二十四軒へ向かう。ここには、札幌市の中央卸売市場があり、一般向けには場外市場というのがある。旬の海産物が販売されるところだ。
天気はいいが、市場までの道のり、除雪された歩道がたまに滑って転びそうになる。
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場外市場がどのような所かイメージしていなかったが、幾つかの店舗が軒を連ねる、ちょっとした土産ストリートになっていた。っていうか、カニだらけ。
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さて遅くなったが、その中にある1軒を探し昼食をとることにした。
13:40、目的地「海鮮食堂 北のグルメ亭」に到着した。海産物を販売する「北のグルメ」の直営店だ。学校の食堂をイメージさせる店内だが、ここの海鮮丼(2950円)が目当てだ。

席に案内されて早々、店員の女性が「オニイチャン、頭ニ雪ノ塊リノッテルヨ」(中国語なまり)とわざわざ教えてくれた。愛想よく色々話かけてくれるので、海鮮丼にオススメだという、かに汁(280円)を追加して注文した。これ、タラバが入ってるのよね。
あと、とりあえず、本命の海鮮丼が出てくるまで日本酒「北の錦」(一合:450円)で身体を温めることにした。

いやあ、期待を裏切らない丼が出てきた。丼からネタがはみ出ちゃってるもの。
いくら醤油漬け、とり貝、イカ、サーモン、ぼたん海老、つぶ貝、ウニ、ホタテ、タラバガニ・・・もう何種類のネタがのってんのよ状態だ。
ねぎとろ丼みたいに、わさび醤油を上からかけて一気にかきこもうと思っていたが、見ての通りそんなことしたら、俺の口が海鮮丼になってしまう。
丼を注文したわけだが、前半はネタをお造りとしていただくことにした。かに汁、温まるねえ~蟹の身も入ってるし。いいダシでてるわ。
数々のテレビ取材を受けてきたのだろう、壁にはびっしりとタレントのサインが敷き詰められていた。
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■雪まつりの準備と丸井今井
週明けから「さっぽろ雪まつり」が開催されるが、一足お先に準備風景を楽しんできた。地下鉄を西11丁目で降りて会場となる大通り沿いに歩き、丸井今井へ向かう。
作業車の立ち入りなどがあり近寄れない所もあるが、大規模な雪像物は仕上がっていたため、メインのものはほぼ見学できた。ま、自衛隊がまるで訓練のように列をなして雪像前で打ち合わせをしている光景もあった。
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あと、小規模なものについては、これから作業というものも結構あった。作業中のところにおじゃまをすると、テーブルの上でまるで発泡スチロールをカットするように、雪をレンガ上に切っていた。
予想以上に雪像があったので、時間の関係上、途中から小走りになってしまった。
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雪まつり会場を散策した後、丸井今井に入る。
北海道の百貨店と言えば「丸井今井」だ。北海道最大手だぞ。よく丸井と勘違いされるようだが、全く別企業だ。新潟出身の今井藤七が創業者で屋号「丸井」をつけて「丸井今井」となった。
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この百貨店では「水曜どうでしょう」のオリジナルグッズを扱っている。インターネットで購入できるものもあるが全てではないので、この売り場の充実ぶりを見ると北海道がうらやましい。
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ぬお~時間がない。慌てて札幌から快速に乗り、新千歳空港に向かう。
雪原を夕日が暖色に変えている。この景色をみながら「はあ、俺は一体何をしているんだろう」、平日の夕方に北海道にいる自分が不思議だった。
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空港に着いてから短い時間だったが、土産物店を覗く。うにといくらの他に、変わったところで札幌バルナバハムの「札幌開拓使」を買ってみる。
コールドロースというもので、要は生ハムの冷凍だ。これを少し解けかかった状態で食べるのだそうだ。冷凍のロースブロックを切って食べるのが難しい、そんな懸念をよそにこの製品、ぱっと見た目はブロックだが、スライスされたものがフィルムをはさみながら重なりブロック状態に見えるのだ。素晴らしい心遣い。
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終始時間に追われ、欽ちゃん走りで日帰り北海道を堪能したというお話。

by nonbe-cclass | 2006-02-03 23:57 | ・水曜どうでしょう聖地探訪2006 | Trackback | Comments(0)