銭湯入るのに、電車に揺られて堺にやってきた。
Facebookで知って、行ってみよーと思ったわけ。南海電車の湊駅を降りて、北西方向に少し歩いたところにある
「湊潮湯」だ。駅から5分とかからないかな。
白いマンションの1階部分にある銭湯なんだけど、入口の構えがマンションの形状と同調せず、かなり銭湯向けにカスタマイズされている(笑)。プチ瓦敷きがあるものの、構えそのものは新しい・・・しかーし、大正12年創業の老舗中の老舗だ。
大きな白い暖簾に紫文字。気が引き締まりますなぁ。
中に入ると、
昭和の雰囲気が、いい感じで漂うまったり空間。フロント前には休憩スペースや、おっ、一杯ひっかけたり軽食を食べることもできるカウンターがありますな。
券売機でチケットを買って、フロントのおかあちゃんに渡す。
さて今回、なぜここに来たのかというと、暖簾にも書かれていた
「磯の香り」。
そう、
関西では唯一、国内でも他にあるのかしらくらい珍しい海水を使った湯があるんですな。
昔は「湊潮湯」以外にも周辺に潮湯はあったらしいんだけど、利用者数の現象などで廃業している。
この書きっぷりからすると、
臨海工業地帯埋立地ができたせいで、コンビナート沖合いまで2.5kmもパイプを引くはめになったじゃないか的な(笑)
普通の白湯でもメンテナンスが大変なのに、
潮湯となると、塩分はもちろんのこと、海ならではのいらんもんが色々とパイプなどに付着するんだろうなぁ。こうして汲み上げた海水を濾過して使っている。
脱衣場はあまり広くないけど、綺麗で清潔だ。ロッカーは40弱くらいあるかしら。床は籐タイプ。
さて、浴場へ。
白い壁面に通常天井。カランは15。可動式シャワータイプで、温度調節が可能だ。
奥行2m×横2mほどの枠には炭酸湯がり、それの横に続く形で、横3mの白湯(ボコボコがでるところ込)、横1mほどの電気風呂がある。これ、炭酸湯と主浴槽が続きだから、白湯部分はみな炭酸湯になるよな・・・
そして、浴場奥にサウナ、その横1.5m×2mほどの
潮湯、深い部分と浅い部分(50cmほど)がある。あれ、露天風呂もあるのか。
潮湯は、そんなに温度も高くなくゆっくり入れるんだけど、他の銭湯の塩風呂とちょっと肌あたりが違うな。まろやかな感じ。
入っている間はそんなにインパクトはないんだけど、上がったあとのポカポカ感の持続力がすごい。こりゃええわ。
貴重な体験ができる銭湯、
これからも頑張って続けて欲しいですな。
気になる人は是非。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:湊潮湯
場所:
堺市堺区出島海岸通り1-2-13時間:15:00~23:00 水休
電話:072-241-9676
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