JR御徒町の朝。
駅を降りると、ラーメンの香りが広がってるな…
駅の南西方向、東京メトロ銀座線上の中央通りまで行かない近場に、いい構えの銭湯がある。
「燕湯」だ。
昭和25年の建物だが、営業はそのさらに5年前、老舗の銭湯だ。
入母屋造りの入口が渋い。
東京都の銭湯では、唯一となる国の登録有形文化財に登録されている。
銭湯ってだいたい15時頃から営業するところが多いんだけど、ここは有難くも
朝6時から。恐らく、商売人さんも多いし、夜勤明けの疲れを癒す場になってるんでしょうな。
もちろん、昔ながらの
番台タイプで、脱衣場は
高い格子天井だ。設備は年季が入っているんだけど、木床もぴかぴか、きれいに掃除されていて気持ちがいい。
浴場に入ると、天井はさらに高くなる体育館タイプ。水色に塗られた高い天井に、奥の壁面には、
摩周湖のペンキ絵。
手前にカランが26あり、奥に浴槽が2つある。
ペンキ絵にかぶるように、岩風呂が如く、黒い岩が壁面にごつごつとある。
この岩山…実は、富士山の溶岩だという。富士山は国立公園に指定されているから、今同じものを作ろうと思っても不可能だよね。なので、この岩山も実は、
国の登録有形文化財に指定されている。
「!」おい!(怒)…と、思わずキレそうになる程、
激熱の湯じゃないか。
蒲田温泉の黒湯の熱いほうで45度程度だけど、それよりは全然熱いな。
50度近いぞ、こりゃ。すぐに、ぱっと入れない…
が、一度、馴れてしまうと、この熱さにハマるのは、
野沢温泉で66度で体験済だ。
「岩山に触らない」、「お湯に浸かってからは体をさすってはいけない」など、この銭湯ならではのルールに則り、ゆっくり入る。くーっ!熱いが気持ちいい。
高校生くらいかなぁ、熱くて入れない若い兄ちゃん2人。
そこに、いかつい感じのもんもんのお兄さんが近づいてきた。すると、熱いのは分かるが我慢をして入ると慣れてくるから…と、色々とアドバイスしていた。いい光景ですな。
いやーいい湯だった。
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