3月末の
「思い立ったら四国 うどん三昧1泊2日さぬきうどんツアー16」で、うどんのハシゴで休憩がてらに挟み込んだ観光。
今回は、ちょっと趣向をかえて船に乗ってみようと、JR高松駅そばにあるサンポートフェリーのりばにやってきた。
車はサンポートの駐車場に止めておいて、乗船券を買いに行く。向かう先は、
女木島(めぎじま)だ。2時間に1本という運航だが、航行距離は短く、片道20分(360円)だ。
フェリーは、高松から女木島を経由し、男木島までを往復する
「めおん2」で、車両を乗せることもできる250人乗り。
女木島は、別名「鬼ヶ島」。
そう、あの日本昔話でお馴染みの「桃太郎」に登場する鬼ヶ島ですな(桃太郎ゆかりの地というのは全国にあるんだけどね)。
鬼退治に鬼ヶ島へ向かう桃太郎だったと思うが、今では、鬼もかなりウェルカムムードだ。「めおん2」の側面や、女木島入港の際、防波堤からも鬼が出迎えてくれる。
港に降り立つと、何とも長閑なところで清々しい。天候が快晴でホント良かった。
この港の入口に「おにの館」があり、観光案内やバス乗車券売場、ちょっとした食事もできるようになっている。
船が着くと同時に、この島の観光のメインといえる「鬼ヶ島大洞窟」へ行くバスが来ていた。「鬼ヶ島大洞窟」がちょっと山手にあるのと、歩くと30~40分はかかるからで、船で来た人のほとんどはそれに乗って行ってしまった。
なぜ、それに乗らなかったのかというと、
実は、観光にそれほど時間がかからないという読みをしていて、
1時間後くらいに男木島から来るフェリーで、高松に引き返そうと目論んでいたのだ。
ここは、ある程度自由な時間が確保できる方がいいと判断し、レンタサイクルを選択した。
1日500円だ。
「え?「鬼ヶ島大洞窟」は山の上でしょ?」、心配ご無用、
電動アシスト自転車だ。
とりあえず、「鬼ヶ島大洞窟」に向かうか。
そんなに複雑な道じゃないし、走りやすい道だ。しかも、要所要所で鬼が案内をしてくれる。
坂道を上がりつつ10分ほど走ると、「鬼ヶ島大洞窟」へ向かう近道が見えた。麓で自転車を止めて、この山道の階段を上がっていく。
すると5分ほどで、「鬼ヶ島大洞窟」の入口に到着。ここでも、鬼が出迎えてくれる。ちょっと、昭和な雰囲気が漂う鬼だけど・・・
お、結構高いところまで来てるんだな。絶景がお目見えだ。
「!」
絶景にも驚くが、この
洞窟入口にある売店もなかなか見逃せない。
桃太郎だから黍団子を売るのは分るけど、いつからここにあるんだろう・・・パッケージがどれ一つとっても色あせてるんですけど。ファンシーコーナーってあるけど、この状況がファンシーだな。在庫抱えすぎだぜ。
「鬼ヶ島大洞窟」は400mほどの洞窟で、紀元前100年頃に造られたものだ。大正時代に発見され、昭和初期に公開された。中に入ると、ひんやりとした空間が広がる。
女木島は、「瀬戸内国際芸術祭2013」の舞台にもなったところで、洞窟の中には香川の中学生がその時に制作した鬼瓦がずらっと並んでいる。
とにかく、昭和ムードの鬼が欠かせないみたいね。
桃太郎と鬼は仲良くなっているし、鬼たちが笑顔で見送ってくれる・・・
「・・・。」
1時間くらいの観光くらいで・・・とは思ったけど、さすがに、この昭和ムードだけで島を出るのは忍びないな。
続く。
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