Facebookのタイムラインを見ていると、銭湯のイベントを尼崎でやっていると知り、早速足を運んでみた。
阪神尼崎駅から南へ数分歩き、城内高校の東側、
旧・尼崎警察署が会場だ。大正時代の建造物がなかなかいい味を出してますな。
「ニッポン銭湯王国展 in ひょうご」、会場入口から銭湯の暖簾でワクワクするねー
靴を脱いで、スリッパで中へと進む。
1階部分と2階へと向かう階段沿いの壁には、尼崎在住の写真家・小林哲朗氏による尼崎47全銭湯の写真展。尼崎って、まだまだ味のある昔ながらの銭湯がいっぱい残っているんだな…うらやましい。
どれ一つとして、同じものがない銭湯、それぞれに重ねてきた年月があるんですな。
廃業銭湯の部屋には、姿を消していく銭湯の現状が分かりやすく説明されている。大阪市お風呂マップ2013を見た時に、一瞬、「わ、めっちゃ、銭湯あるやん!」と思ったんだけど、グレー表示は廃業だと知って、これだけの数の銭湯が姿を消しているんだと思って、かなりショックだった…
近所の石橋温泉がなくなった時もかなりへこんだけど、でも、これが現実なのかぁ…
そして、震災と銭湯。
銭湯も他にもれず壊滅的な被害に遭っている、その生々しい写真の数々。逆に、被災者にとっての風呂というものの有難さ、というのもあったんだろうね。
2階にあがってみると…
わ、桶が…ピラミッドになってる。
大漁旗のように、「ゆ」の暖簾が、会場にいくつも掲げられて圧巻。というか、そうなんだよね、何気なくくぐっているんだけど、これにも色んなバリエーションがあるんだよね。
漫画家ラッキー植松氏による、銭湯イラスト。
とっても貫録のある建物でも、かわいい感じに仕上がるイラストがどうにもいい感じ。「あるある」を含めた、銭湯をテーマにしたカルタも、一つ一つ読んでいると、プッと吹いてしまうものもあったりして。
そして、銭湯にはつきもののペンキ絵。各地の銭湯写真をみてみると、富士山や風景がばかりでもないんですな。スイスなど海外の風景だったり、遊園地の画だったり・・・面白いなぁ。
庶民文化研究家・町田忍氏によるコレクション展示も凄いなぁ…時代的に目にしたことがないものもあるけど、なんだろう、銭湯にあるものって、妙に親近感が湧くな。
わ、これいいなぁ(笑)
日本各地の銭湯写真も、かなり見応えがあるぞ。
もう一つの部屋もなかなかの見応え。
身体をつけることを許されない湯船だったりと、各地の銭湯事情も面白かったし、桶…ケロリンの桶って、関西バージョンなんてあったのか…
銭湯につきものなのは、ケロリン桶だけじゃないね。牛乳石鹸や風呂あがりの飲料。懐かしさ炸裂だ。
手作りの兵庫県銭湯ジオラママップ。
こうしてみると、海岸に沿って、阪神エリアにどんなけ銭湯あんねん…
このイベントの目玉でもある、トークショーや落語も魅力。
普段、どこかへ出かける時に、
「温泉ソムリエぐっちの源泉かけ流しどっとねっと」というサイトを、ちょいちょいチェックしているんだけど、それを運営している
温泉ソムリエぐっち(山口貴史)のトークショーもあることがわかり、一通り、館内を見回ったあと、1階の会場に聴きに行った。
もう、爆笑。話が面白いだけでなく、「へー」と思うことも色々聴くことが出来て大満足。阪神間の銭湯でも、温泉、しかも、源泉かけ流しの銭湯があるという話だった。
このイベント開催中、銭湯スタンプラリーもやっていて、スタンプの数で賞品がもらえる。このイベントの後に、今、紹介された銭湯も行ってみよー
「ニッポン銭湯王国展 in ひょうご」は、
20日(日)まで。
詳しい情報は、
オフィシャルサイトで確認してね。
そうそう、それと、展示だけでなく、そのスタンプラリーに参加して、銭湯も入りに行こう!
(C級呑兵衛は、この後、銭湯をハシゴ。それは、別途ブログで紹介するね)
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