蛍池と言えば、強豪が軒を連ねる焼肉ストリートのイメージが強いんだけど、今回は焼鳥行ってみるかな。
ちょっと前に「入ってみようか」と暖簾をくぐったところ、客満載で断念してたんだよね。
「さしの花」「たかみ」「佳路」などがある焼肉ストリート、この通りにある店
「車」だ。
宮崎地鶏「地頭鶏(じどっこ)」をはじめ、宮崎にこだわった料理が楽しめるわけ。
じゃあ、さっぱりと鶏たたき(700円)でもいくかな。
炭火で炙ったもも肉を短冊切りにし、ここにたっぷりのねぎと生姜。これを特製のポン酢でいただく。
お~柔らかくて味わいのある鶏ですなあ。
串は1本単位で注文できるのね。
ねぎま(230円)に、つくね(230円)mせせり(180円)、手羽先(250円)・・・
およ、ここのつくねは、中華の肉団子みたいに、外は香ばしくかりっとした感じ、中はほくっとジューシーに仕上がった逸品。
来た来た。むねの炭火焼(750円)。火柱上げた炭火で炙る宮崎スタイル、見てくれは黒っぽいんだけど、
これうまいんだよなあ。
ん?ビールもいいんだけど、ハイボールがあったのでこれにしよ。
注文してから茹で上げるので、このタイミングで出てきたのが枝豆。
6月のおすすめということで、枝付き枝豆(550円)・・・お、そのまま出てきたな。
さて、焼鳥メニューではあまり見かけない数量限定もあるぞ。
フィレ串(230円)にソリ串(250円)ですな。
あっ・・・フィレが1本しかない、あとはソリにするか。
「ソリ」は「反り」ではなくて、おフランスの言葉ですな。
ソリレス・・・「愚か者はそれを残す」という意味で、ももの膝あたり、鶏1羽から2個しかとれない希少部位でございます。
フィレの柔らかさも捨てがたいけど、このソリの食感と滋味もいいですぞ。ぜひ。
でまあ、鶏の話ばかりで来たけど、最後は宮崎は夏の郷土料理ということで、冷汁(800円)。
いりこ、炒りゴマ、豆腐の入った冷たい味噌汁仕立てをご飯にかけ、木の芽・大葉・ねぎの薬味でお茶漬けのようにいただく。
以前、長野・小諸でくるみそばを食べたことがあるんだけど、それを思い出したなあ。
このとろっとしたのが、少し香ばしさと甘みがあるんだよね。
いや~食べた食べた。
わざわざ店員に「これ美味いねー」と伝える客もいたりして、機会のある人はぜひ行ってみて。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:宮崎地鶏炭火焼 車 蛍池店
場所:豊中市蛍池中町4-4-11 エアーセンタービル1F
電話:06-6843-8785
営業:月~木・日17:00~25:00(金・土・祝前は~3:00)