え?Jr.、まだ宿題終わってないの?夏休み終わるぞ。
で、あと何が残ってるの?え?自由研究か…また、ややこしいところ残しやがって。
で、何するの?徳川家康を調べて新聞を作る?何で家康なんだよ?
信長、秀吉、家康でチョイスできるところを家康を選んだ?信長、秀吉なら家にいくらでも資料があるところを…
でも、どこかに遊びに行きたいだと?ざけんな!テメー!
「・・・。」
土曜日の朝、朝8時30分に石橋を出発し、車は
現地へ向かうべく、名神高速道を東へ走っていた。そして、米原I.C.で降りて、JR醒ヶ井駅近くまでやって来た。
「ウォー!」と力強い拳を振り上げているのは…徳川家康とまったく関係のない、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。ここに、日本武尊の高熱を治癒したとされる湧水
「居醒の清水」がある。
それはまあ、透明度の高いこと。
これがまた、ひっそりしたところにあるんじゃなくて、民家が軒を連ねるところにあるのね。
各家の前に、用水路が如く地蔵川が静かに流れる。
所々に緑鮮やかな藻がとってもきれいなんだけど、これ、清流でしか育たない梅花藻(バイカモ)という多年草だそうな。夏に、梅の花に似た白い花を咲かせるんだって。
びっくりしたのは、この辺りは湧水の名所らしく、観光バスなどで団体がやってくる所なんだね。
通りが多くの観光客で賑わってて、驚いちゃった。
も一つ、びっくり…え?
梅花藻のソフトクリーム!?
通りにある
「丁子屋製菓」で売ってるわけ。ここのオリジナルで、梅花藻パウダー入り。
特段、これ自身に味があるわけではないけど、ここに来たなら是非食べておきたいアイテムだ。
さて、JR醒ヶ井駅横に、
道の駅「醒井水の宿駅」がある。産直品が買えるし、ちょっとした食事も出来るようになっている。
おや、店内で水が湧いてますけど…
ここで、ペットボトルを買えば、水を汲んで帰ることができるぞ。
店内の湧水で水を汲もうとしたら、ホースの出具合からして難しかったので、店の外にもあるのでそっちで汲んでみた。
行く予定にはなかったんだけど、近くに
「いぼとり水」という所があったので、そちらに足を伸ばしてみた。昔、旅人がこの水を手で掬い飲んだら、手にあったイボがとれたという伝説がある湧水だ。
C級呑兵衛も、特に首回りにイボなのかデキモノがあるので、こりゃいいわ。
水が出ている所から、細い道を通り、なぜかドクロみたいな形状の部分に水が溜まるようになっている。
ま、そんなことより、水が出ているところに
「この水は飲めません」という看板。
ということは、
「水を手で掬い飲んだら」のうち、水に触れるだけで治らなければ、「飲んだから治った」ことが証明される。
なかなか、見所スポットのある醒ヶ井、もう少し時間をとって散策したいところですな。
おいおい…早く関ヶ原に行かないと。続く。