3月の連休に、ばあちゃんのいる白浜へ向かった。
土筆の時期でもあって、紀伊本線の線路沿いで袋いっぱいに採って来た。
白浜にいる間に袴をとって、ばあちゃんに佃煮にしてもらう。
これが、美味いんだ。
毎回、白浜に来たらどうするかなんだけど、
さらに南へ車を走らせて、串本や古座など観光や散策に出かけたりする。
「結構、色々行ったしなぁ」なんて話をしてて、今回は、「じゃ、ちょっと山側に行ってみるか」とまとまった。
温泉がテーマで、
龍神温泉を目指すことにした。
が、その前に、「よくよく考えると行ったことないな・・・」
白浜に来ると、「崎の湯」そばの波止場で、小物釣りをよくやるんだけど、
その「崎の湯」そのものに行ったことがないじゃないか!
・・・ということで、龍神温泉の前に、白浜「崎の湯」に立ち寄ることにした。
あいにくの雨なんだけどね~
入口にある石碑
「日本最古の湯」。
『日本書紀』にはすでに登場しているから凄いわね。斉明、天智、持統、文武の、日本史でも習った歴代天皇も沐浴に訪れているという。
以前は無料で入れたそうだけど、300円を支払って中へ。
男女別に暖簾がかかっているんだけど、
雨と同時に風も結構あったのね。暖簾をくぐる前に、暖簾が翻ったわけ。すると、
脱衣スペースどころかその先の浴槽まで丸見えだったりする。
ま、とにかくも、ロケーションが最高だわ。
海辺に造られていて、湯船から海までは10mほどなんだって。
時間によっては、ざっぱーんなんてあるのかしら。
いやー遮るものがないので、絶景かな絶景かな。
「崎の湯」を出て、土産物を買おうと「とれとれ市場」に入るんだけど、
もー土産以外に、あるとついつい食べちゃうんだよな・・・
鮮魚のところで、その場で食べられるのがあったりするわけ。
今回は、くるま海老のおどり食い。その場でいただきました。
さあ、ここから南部を経由し、国道424・425号線をひた走る。
確かに、峠越えポイントはいくつかあったと思うけど、比較的広い道で走りやすかったな。
山奥深く、蛇行する渓流というロケーションに龍神温泉はある。
龍神温泉は、島根湯の川温泉、群馬川中温泉と共に、
日本三美人の湯として知られてますな。
温泉街の中で、唯一の源泉掛け流しの
「龍神温泉元湯」へ到着。
わ、なかなかの人気ぶりで、ここだけ賑やかな感じですな。
白浜はぬるっとした泉質でお肌スベスベって感じだったけど、こちらは、さっぱりとした泉質で、風呂上り、しっとりとした感じに仕上がる。
南紀散策の際には是非。