豊後高田から高速を飛ばしてやってきたのは、今回の宿泊地
別府温泉。
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」
街のあちこちから、もうもうと蒸気が立ち上ってますな。
ホテルに入る前に、もう一観光。
「地獄めぐり」だ。自然湧出の源泉なんだけど、色んなパターンがあるのね。別府地獄組合に加盟している地獄は8つで、観覧券もセットで販売されている。組合に加盟していない地獄もある。
今回、足を運んだのは以下の6か所。
■海地獄
■鬼石坊主地獄
■山地獄
■かまど地獄
■白池地獄
もし、「時間なくて全部見れない」という人は、最初に、
かまど地獄に足を運ぶのがいいかもしれない。他と違って、この施設だけで色んな種類が見られるし、何かと楽しめる要素もあるから。途中、足の岩盤浴や飲む温泉、砂むし足湯なんてのもある。さっきの茶色の池はかまど地獄6丁目。
笑ったのは、
鬼山地獄。
熱湯グツグツはまあいいとして。
他は地獄そのものを観るって感じなんだけど、ここは熱を熱帯に振り替えてアピール。
マレーシアの伝統建築がお出迎え。
で、ワニ・・・ワニがさく裂。というか、もうここはワニ園ですな。
あ、もう
鬼山ワニ地獄って、言っちゃってるし。
さ、ホテルに向かいますか。
今回のお宿は、
ホテル清風。
オーシャンビューというか、オーシャンのみビューですな。
実は、むかーし、ここに泊まったことがあるんだよなあ。これだけ、宿泊施設があるというのに、よくピンポイントで同じところになるよなあ。
部屋に案内され落ち着く間もなく、とっとと浴衣に着替えて取り合えずひとっ風呂。
あれーここ、前来た時・・・露天あったかなあ。
料理は、会席だったんだけど、ご当地もんということでは、
だんご汁と
とり天が出てきた。
そういや、今回初めて、コンパニオンが手配されていた。
ま、言っても、普段、ラウンジやクラブなどで呑むのと同じで、料理を食べている間にまあ、面白い話でもしまっしょーかーみたいなもんで、それ自体はどうこうないんだけど、
出てきた料理、特にだんご汁については、
「あれ?これちょっと違わない?」。
この辺りから、方言とか地元の話で盛り上がったんだけど、
彼女たちが普段目にしているだんご汁は、そもそもだんごと呼ばれるものが、このような団子状になってなくて、太い麺状になっているという。それと、そもそも味噌仕立てじゃない?って言ってた。
実は、事前に調べていたことがあって、
「やせうまだんご汁」のことを言ってるんだな、と思っていた。さっきの太い麺状のもの(だんご)は、おやつとしてもいただけるんだけど、きなこをまぶしたものを
「やせうま」というのね。痩せるでもなく、馬でもない。
それは昔の殿さんが、これを食べて乳母の八瀬さんに対して、
「八瀬!美味い!」からきてるわけ。この団子を根菜などの野菜と共に鍋仕立てにして食べるんだよね。
ただ、今回のだんご汁も、別の名称で郷土料理としてあるみたい。
食事の後、このコンパニオンが働いているクラブでちょっとだけ飲んで(ま、こういう流れになるよな)、その後、もう1軒。
別府の夜は、飲み屋がたくさんあっていいですな。
たまに意味が分からん店もあるが・・・
飲んで、その後にラーメン!
駐車場スペースで屋台。24時は回っているんだけど、なかなかの繁盛ぶり。
ねぎ辛ラーメン(700円)。あ、ちょっとキムチ辛さがほしかったから良かった。
さ、別府の夜はここまで。