人民広場から東に南京東路を歩いてきたんだけど、一駅分歩いて南京東路駅へ。
ここから、南北に伸びる地鉄10号線で、豫園駅へ。
空港からホテルに向かう車の中で、ガイドの陳さんがやたらめったら勧めていたのが
豫園。
まあ、「上海といえば豫園」くらいのイメージはもともとあったので、もちろん行くつもりはしてたんだけど、
「エー上海ハ2泊3日デ十分。豫園トタワー周辺観タラ、後ハ何モナイデスカラ、豫園ハネ、是非行ッテ下サイ。雰囲気イイデスカラ」
豫園の雰囲気はいいかもしんないけど、上海のイメージがしょぼくなるっつーの(笑)
日本から来たその日でしょ、
14時にホテルを出発し、南京東路の散策とラーメンを食べた後にやってきた豫園。16時半は回っていた。
ここで何が起こるかというと、
「豫園の入園時間17時までなんですけど」
豫園の入口どこかなあ・・・入る前に色々写真を撮ったりしていると、入場が危ない。
おーあれか。
自分のすぐ後の外国人一行までがチケットを買ったかと思うと、その後すぐ、窓口は終了ということで、木の板で塞いでしまった。
入口は入口で、「まだ、入場するやついたのかよ」雰囲気を醸し出すおっさんがいたけど、何とか滑り込みセーフ。
豫園は要は庭園で、随所に建物があったり、回廊があったり・・・
一つ一つを紹介していると大変なので、主だったものを写真でみてもらおうかな。
■三徳堂
■仰山堂
■幸福のタイル画
足元に、亀と銭・・・長寿と金運を願うわけですな。
■万花楼
■龍壁
お、すげー(はじめ気づかなかった)
■天春堂
■打唱台
■内園
■月亮門
回廊にこうした門があるんだけど、こうすることで奥行きがあるようにみえるよね。
■おまけ
地デジカ?
閉園15分前になると、英語や日本語でもアナウンスがバンバン入る。ま、少し時間がたっても相変わらず15分前というアナウンスが緩かったけどね。
豫園を慌ただしく出る頃には、日も落ちてライトアップが始まる。
これも、豫園の魅力の一つ。
庭園の豫園そのものもいいんだけど、その周囲を取り囲む
豫園商城の散策が楽しみだ。
おー中国ですなあ、と思うような土産店があるかと思えば、おーおーこんなとこにも入ってますか、というような店もある。豫園にあわせ歴史的な雰囲気を出しながらも、思いっきり観光客向けな商業施設ですな。
ま、とにかくも上海は全体的にバブリー感が漂うね。
それが、
建物と電気に投資が集中している気がするが・・・
あ、NOBUTAグループのCMでみたことがあるぞ、この風景。
「1、2、3、いらっしゃい!」
ただえさえ凄い照明なのに、これが池に映ると華やかさが倍増する。
■スタバありますよー
■
「優の良品」は、我々としてはどう受け入れたらいいのかなあ。
良品の中でも優れたものを指すのですかなあ。
■茶葉を販売する店の前、大きな急須が・・・
■ん?これは明らかに家族亭ですな。
こんな感じで中国に進出しているのかあ。
■こちらが、あの有名な
南翔饅頭店だ。
とにかくさ、ものごっつい行列になってるわけ。
ここに来たなら、ってのはあるのかもしれないけど、今回は諦める。
帰り際に、「おやおやー」
露店で飲茶の販売があったんだけど、
饅頭にストローが刺さってんですけど。
湯包、まあ、小籠包の大きい版みたいなんもんで、これ、中のスープを先にストローでちゅーちゅー飲むんだよね。外の皮を食べる食べないは店によって違うみたいだけど。
で、これがかなり残念な結果になりましてな。
一応、饅頭はプラスチックの器に入っているんだけど、こいつがフォローしてくれると思ったら大間違い。
「あまりスープ入ってねーんじゃないの?」とかブツブツいいながら、ちゅーちゅーしてたんだけど、どうもうまくスープが吸えないわけ。ああだこうだしてたら、饅頭の底に穴が開いちゃって。
さあ、そこからは早いもんで、どこからどうなってか分からないんだけど、
熱いスープが自分の手を伝ってダダ漏れ。
熱いわ残念だわ、近くの土産もんやのおかあちゃんには、「あーあ」みたいな感じで指差されて笑われるわで。
この後、
テンション下がったまま黄浦江へ向かい、上海の夜景を楽しむことにした。