おやおや、なかなかの広さで立呑み屋がオープンしましたな。
しかも、石橋商店街の中に。
暖簾に「立呑み」と並んで、
「魚専門」と書かれているところが嬉しい。
「やまざき屋」だ。昨日オープンしたてのほやほや。
濃紺の暖簾をくぐると、明るい店内が迎えてくれる。
さっき、「広い」と書いたけど、カウンターだけでなく、立呑み用テーブルも4つある。
テーブルとカウンターの間も、人が通るのに十分なスペースがとってある。
生ビールと・・・
メニューを眺めていると、店のお兄さんが「今日はホタテがいいですね」
じゃ、その
ホタテ(500円)をもらおうかな。
発砲スチロールの中から、これまた大きい帆立貝。青森からの直送だそうな。
こんな大粒(あー写真じゃ分かりにくいな)、そんなしょっちゅう入らないとか。
普通、貝柱を刺身で食べると、結構生臭さがでたり、ぐったりして水っぽかったりするんだけど、
これは、絶品。
まず、何よりも甘い。えーこんなに甘みのあるものなんだ。
で、歯ごたえがイタヤ貝のようなシャクシャク感。そして、ひもの部分のコリコリも貝王としてはたまらない。
お酒に変えようかなあ。
「伊丹諸白か・・・」
伊丹というキーワードでピンと来る人もあるかな、ご存知「白雪」の小西酒造。
超特撰「白雪」伊丹諸白(本醸造)だ。
軽い甘みながらも嫌味がないまろやかタイプ。
「こんな酒もあるんですよ」と、見せてもらったのは、同じ
「白雪」のにごり酒「彦三郎」。関東では流通しているものの、関西ではほとんどおみかけしない。
伊丹に魚料理に定評のある
「かっちゃん」という立呑屋があるそうで、ここから独立したのが「やまざき屋」。
なるほど、魚専門というのも、小西酒造とも懇意なのも頷ける。
ネギマ串(400円)もオススメということで、これも。
これ、鶏ちゃうよ。インドネシア産のまぐろ。
というか、焼鳥のねぎまは、もともとまぐろの串がルーツだから、これがホントのねぎまなんだよね。
まぐろは焼くとパサパサした感じになりがちだけど、これは皮下の身を選りすぐっているそうで、焼いても、なんかねジューシー。脂乗ってますって感じ。美味い。
魚料理(特に生もの)が好きなC級呑兵衛にとっては、心強い店が出来たね。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:立呑み・魚専門 やまざき屋
時間:13:00~22:00 (暫く不定休)