激旅!台湾3泊4日(その3)

激旅!台湾3泊4日(full ver.)
~第3回:九份散策~

10月19日(月)、どんよりとした曇り空で朝を迎えたが、今日も雨の心配はなさそうだ。
少し早めに起きて、ホテルの朝食バイキング会場へと向かう。

出発までに色んな口コミを見てきたから、ここの食事にはあまり期待をしていなかった。
どちらにしても、外で食べることをメインに据えているから、そこは気にしないところではあった。

「・・・。」
問題はそこではなかった。
中国人観光客のマナーの悪さにびっくりするわ。以前メディアで香港のディズニーランドでも同じような話があったけど、それは遊園地での話しだから「人のこと言えんやろ」くらい日本人のマナーの悪さも指摘されてたと思う。
いま、ここで起こっているのは食事においてであって、これはちょっと問題じゃないかしら。

箸でロールパンをつかんで食べるのはかわいい。
でも、サンドイッチを手でもって食べながらバイキングのところにやって来て、次取るものを物色するのやめてくれるかな。ちょいちょいちょ!そのはさみはここの皿で使うものだって、あんた専用じゃないよ。そのまま持って次の皿で使うなって。しかも・・・おいおい、順番関係なしかよ・・・

こんなことで今日一日を台無しにしたくないので、ホテルを出てMRT西門駅へ向かう。
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途中、小さいながら煌びやかな「天后宮」、歴史的建造物「西門紅樓」へ立ち寄ってみる。そして、その後、台北駅へ。

さあ、台鐵で向かう先は瑞芳(ルイファン)だ。
実は、昨日のうちに切符は買っておいたのよね(夜市でクッタクタだったのに途中下車して)。
自動券売機でなく、有人窓口になるわけ。だから、いざ切符買うときにめっさ並んだり、買い方分からなくて遅れたりは嫌だったのね。
台鐵台北駅の1Fには大きな切符売場があるんだけど、MRTとの乗り換えで地下1階を歩いてたら、このフロアにも窓口がある。ここなら空いてるし、慌てることもないよね。

乗りたい列車と行先、そして「席有」と紙に書いて窓口に渡す。すると、暫くその紙を見て・・・ひとつ頷いて発券してもらえた。
「席有」なんだけど、日本と違って「指定」「自由」の概念がなくて、どっちも料金は一緒。「自由」=「席無」は空いている席に座ればOKなんだけど、同じ料金でいきあたりばったりで座れなきゃヤダから「席有」に。
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台北駅は結構大きくて、これから乗る9:00発の特急「自強」号は地下ホームからの出発だった。どの列車もMRTや日本の鉄道と違い、ちょっと威圧感のある大きさかな。何だか、「鳥ですか?河童ですか?」みたいな列車もおりますなあ。「自強」号は、外見なんとなしに東武のスペーシア。
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瑞芳までは2つ停車駅を経て40分弱。長閑な風景の中を走る。車内の感じは・・・う~ん485系(国鉄時代からのL特急)。
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駅を降りると、九份までのバス乗り場はすぐ分かったが、あの行列ですか・・・ここはタクシーを使お。バスよりもちろん値段は高いが、乗り場のところに九份までの料金が明記されている(NT$180:約540円)から良心的で安心。
うねうね~っと山道を登っていく。えーっ結構、駅から離れてるんだね。
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海が望めるちょっとした見晴台の前でタクシーは止まった。すぐそばにはセブンイレブンもあるのね。基山街の入口ですな。ここが九份(チョウフン)だ。
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時間が早いからまだ店のシャッターも目につくが、店の散策は後でもいいや。まずは先へ進もう・・・おやおやあ、マップ見てもどれがどの道だか・・・訳も分からず歩くと、「終点」みたいなとこに出たりする。もー朝から汗ばむ感じで暑いし。

「ん?」
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営業してるかどうか分かりにくいながら、「阿柑姨芋圓」が気になる。メディアにも取り上げられてる感じだが、どうやらスイーツのお店のようだ。これ、まずいっとくかい。

刨冰とな・・・芋圓+総合豆(紅豆・緑豆・大豆)というのを選んでNT$40(約120円)。
スイーツであることは間違いないんだけど、ジャンルはカキ氷になるのかなあ。それとも、おしるこが近いかしら。
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入口の雰囲気からして立ち食いを覚悟していたが、商品をもらうと奥へ進めという。
「いやいや、普通に作業してるところですよー」
店内というのか作業場というのか、照明もあるかないか分からないほど暗いし。両サイドには材料や作業をする人が・・・企業秘密盗み放題じゃあないですかあ。
でも、抜けて右に曲がって、さらに左に曲がって奥へ進むと、急に眺望の良いフロアにでるんだよね。
テーブルには、いろんな人の名刺やメッセージの書かれた手紙が敷き詰められていた。
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景色がいいところで、さっそくいただきますか。
カップの下には冷たい氷と小豆、そして、その上にあったかい芋や豆の餅がコロコロと盛ってあるわけ。ぬおっ、この餅のもっちもち感が絶妙。これ美味い!
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そして、九份といえばここ、狭い石段とその両サイドに赤い提灯。映画「千と千尋の神隠し」に影響を与えたとも。実は、結構ここ気づくまでに歩いてんだよな。基山街を道なりに歩くと、この提灯石段は脇道になるのよね。
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ここのメインとも言える、映画「非情城市」で登場する「九份阿妹茶酒館」もみてきたぞ。
あと、カフェ「天空之城」は残念ながら工事中で概観だけチェック。
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さてさて、ここにきたからには、やはり「茶」ですな。
築100年は超えるという歴史ある建物の中に、ハイクオリティなセンスが見え隠れする「九份茶坊」に入る。スタッフの人が親切で、日本語での対応もしてくれたぞ。奥のテラス、とても眺望のいい席に案内してもらう。
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せっかくだったらええもんにしよう、ということで、お店の人のススメもあり頂級北埔東方美人(800元:約2400円)にしてみる。
テーブルにいろんな茶器が並びますよー。そして足元には、やかんのような急須がやってきた。スタッフの人が、親切にお茶そのものや入れ方の説明をしてくれる。
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飲む前に香りも楽しむんだけど、確かに「え?こんなに香るもんなの?」って驚いちゃった。というよりも、これまで、こうした茶の楽しみ方ってしてないものね。
1回の茶葉で7~8回飲めるんだけど、回数を重ねるごとに湯を入れてからの待ち時間などを少しずつ変えていく。色・味わいともに変化していくんだよね。それにしても、きれいな琥珀色。
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途中からはJr.が茶を淹れる。
茶菓子には、凍頂茶梅(NT$80:約240円)とパイナップルケーキ(NT$100元:約300円)をチョイス。この凍頂茶梅、凍頂茶葉漬けの梅なんだけど、梅干のようにすっぱいんじゃなくて、甘いお菓子。干しぶどうに近い食感かしら。
茶はこれまでの屋台と比較すると高くみえるけど、これ一袋の値段で残りは持ち帰れるようになっている。
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もと来た基山街を下っていくと、店もみんな開いて観光客も増え賑やかになってるな。
なんか、酔拳のジャッキー・チェンが飯食ってそうな食堂が。一旦は通り過ぎたものの、やっぱり戻って吸い込まれるように店内に入る。
「九份魚丸店」だ。
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「強力推薦・純手工製作」、ま、あえて訳さなくても意味分かるわね。
じゃあ、そのご自慢の五味綜合魚丸麺(NT$70:約210円)をお願いするかな。あと、手工花枝丸湯(NT$40:約120円)もね。
五味ということで団子などの練り物がぼこぼこっと入った一品。器は大きくないけど、ボリュームはあるんでないかい。もやしやネギも入って、塩味ベースでいただく。花枝丸はいか団子のことですな。
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それにしても、この店内にやたら張られているおばちゃんの写真は何だ?ここの名物おばちゃんかいな?メディアによく取り上げられるのか知らないけど、張りすぎだって。
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さらに降りていったところで、「お、何か貝焼いてるで。」
「魚之郷」、店の看板で店名の頭の文字だけが不自然に消えてるんだけど、恐らく魚だと思う。
ここで、翡翠螺という巻貝をいただく。貝王としては外せませんからなあ。うんウメー。ビールがほしい。
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そして、もうすぐ基山街入口だというところで、また足を止めてしまう。
少し、人がたかっていたから。

おっちゃんはひたすら、大きなボールに入った食材を団子にし、おかあちゃんはそれをひたすら揚げている。
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炸蝦球(NT$50:約150円)というのか・・・
野菜と海老を餡にしてそれを揚げて、ケチャップのようなソースをかけて食べる。仕上がりをみると、揚げたたこ焼きみたくなってる。「日式口味」ってあったけど、「日本人のお口に合う」ってことかしら。
でもね、これ美味しいよ。ま、食材と調理法は至ってシンプル、コロッケみたいだし、イメージわきやすいでしょ。
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13時までには瑞芳駅まで戻ってきた。帰りの列車あるのかあ・・・
特急「自強」号は15時くらいまでないのか・・・駅に日本語対応のおばあちゃんガイドがいて、一番早く台北まで帰ることができる列車を聞いてみる。すると、窓口まで一緒に来てくれて買うところまでしてくれたぞ。感謝だね。
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列車は13:02発の急行「莒光」号だ。
行きの「自強」号と違って、機関車+客車スタイルだ。なんかごついというか、ふてぶてしいというか・・・「うりゃー莒光じゃいー」という雰囲気たっぷり。日本の車両にはない威圧感ですな。
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「おいおい、通り過ぎるの早くねー」の車内販売・・・ん~車内の雰囲気は、これもやっぱり485系ですな。
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【次回へ続く】

by nonbe-cclass | 2009-10-19 23:44 | 激旅!台湾3泊4日2009 | Trackback | Comments(0)  

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