酒造会社だけどお酒は作ってない・・・か。
能勢の中でも京都亀岡市との境にある町、吉野。
ここに
能勢酒造という会社があるのね。
そばの釈迦ヶ嶽から流れる桜川は昔から名水とうたわれ、その湧泉水を活かした商品を手がけている。
江戸期は正徳(1711~1716)時代の創業で、清酒製造をしていたんだけど、C級呑兵衛が生まれた頃には清酒製造を休止してるのね。
以降は、ナチュラルウォーターや桜川の水を使った烏龍茶などを製造している。
今回、C級呑兵衛が手にしたのは
「桜川サイダー」。
能勢酒造が手がけてきた
清酒「桜川」だが、
それ以降で「桜川」の名をとった商品はこれだけ。思い入れやこだわった商品かもしれないね。
瓶が形状といい、ラベルデザインといい、なんとなしにレトロなところが愛嬌がある。
ほんのりと甘く、喉越しにあたりが優しい炭酸だわ。何だか懐かしいなあ。
地ビールでもなく地酒でもない、酒造会社の地サイダー。
ほんと北摂だけでも色んなものがあるんですなあ。