ちょいと鉄道ネタを。
この間出かけた四国で、少しの時間ながら見かけた車両達を紹介しとこうかな。
日曜日の夜に散歩がてら、
旅館からJR琴平駅へ向かって歩いたんだけど、途中、「ことでん」の駅に差し掛かった。琴電琴平駅だ。
正式には「高松琴平電気鉄道」なんだけど、ひらがなで「ことでん」がかわいい。
琴電琴平駅は1時間に2本のダイヤ。
時間が遅いとはいえ駅なのに、ひっそり。
そこに運転を終了したのか、電気をおとした車両。哀愁漂うねえ~
ぼんやりと照明が当たっているところはボディの凹凸がよりくっきりと浮き上がり、年季の入った車両がより味わい深くなっている。
月曜日は夕方までの少しの間、JR高松駅に立ち寄る。
これだけ全国を網羅するJR、それだけに線路、駅そのものが終点という、いわゆるターミナルはそんなにない中、高松駅は阪急梅田駅と同じスタイルだ。改札を入ると、ずらっと全ホームが見渡せる。
高松駅のもう一つの特徴は、列車の入線時に必ず「瀬戸の花嫁」の音楽が流れること。
宇高連絡船と接続していた時の高松駅は、キハ28やキハ58全盛で、シンプルな丸看板「急行阿波」や「急行いよ」なんてのがあったものだが、今はその光景も懐かしく思えるね。普通列車、ディーゼル気動車ながらお洒落なグリーンデザインの
1500型。
特急「いしづち」は8000系。改札寄りの先頭車は背の低い真四角なフォルム。ところが、逆サイドの先頭車は、新幹線のちっちゃいのみいたいな流線型車両。
ご存知
「快速マリンライナー」は5000系。
この駅にやってくる車両の中では、最もアーバンスタイル。側面みてると「あれ?大阪の新快速?」デザインがよく似てる。
それもそのはず、JR西日本との共同開発モデルだ。
今回の中で、一番「あれ?どうしてこんなことになっちゃったの?」が、
113系改良「サンポート」だ。
あの丸目が茶目っ気たっぷりな113系が、四角目になっちゃってる。
妙に無愛想面だ。
ディーゼルの音を聞くと、やっぱりキハ28やキハ58のあの国鉄急行色に会いたくなりますなあ。