まあね、仕事の関係で末席に座らせてもらう時くらいしか、普段こんな店入れないよ。
ただ、何となしそうしたシチュエーションがちょくちょくあり、
実は何度も来てるんだけどね。
肥後橋にある、くえ料理の店
「九絵家」だ。
ここに来るとついつい日本酒を呑みすぎてしまうので要注意だ。
てっさのように器に盛られたくえの刺身を味わいながら、
「谷乃井」を口に含む。
刺身はもちもち感がたまらない。
すんませんもう一枚、え?すんませんもう一枚、は?すんませんもう一枚・・・
「谷乃井」はしぼりたての生で、蔵出し直近のものと1年置いたもの両方を飲ませてもらったが、1年経った方が角が取れてまろやかな感じで、少し残る甘味が気持ちよかった。かなり呑みやすいのでやばいね~。
大将が説明のために「越乃寒梅」を数本もってきた。
「別撰」に「無垢」かあ。
話きいてると結構グレードあるんだねえ。
まあ、それよりも大将とイニシャルI氏の行先の見せない漫談(でもくやしいのが、たまに面白いのがあるのね、これが)に気をとられてしまう。
特別純米の「無垢」は呑んだことがなかったんだけど、これも口当たりいいですなあ。
知らーんふりして、勝手に自分で注いでは何杯も呑んでみた。
メインの鍋には、あふれんばかりの食材がてんこもりで、いい塩梅で煮えている。
個人的には河豚よりも九絵の方が鍋は好きだね。身がプリプリして美味しいよね~でも、野菜も思いっきり食べてきたぞ(鍋の野菜が好きでねー)。
いやあ、くえ料理も満足だけど、美味しいお酒にも満足満足。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:九絵家
場所:
大阪市西区江戸堀1-27-8 昭和江戸堀ビル1F電話:06-6448-6720