久々に十三
「うさぎ」の暖簾をくぐった。店の人からも
「うわっ!これはこれは」みたいな感じ。
このお店には家族でも行ったことがあるほど、とてもアットホームで気さく、それに美味しいものが色々と味わえるから文句なしだ。
付き出しの小鉢セットの中に、七夕の短冊をあしらった練物、酒呑みのおっさんはこういうところで季節を感じるわけ。
今日の変わりどころは、
ぎばさ(500円)かな。
ぎばさは、
イメージでいうとめかぶ。イメージというか、同じ海藻の仲間(昆布などの褐藻類)で
あかもくと呼ばれるものだ。
東日本の沿岸でよくとれるらしく、それが
何故か秋田だけでは名称が変わり「ぎばさ」となるという。
も一つ、不思議なのは、この海藻は
能登半島側でもとれるもので、ここでも「ぎばさ」というそうな。
今日、出された時には後者の方から取り寄せたものだと聞いた。
細かくきざんでいたからかもしれないが、
めかぶよりもかなり粘りがある。他にも山芋たんざくなど粘りのあるものを続けて食べたので、身体が元気になりすぎるんではないだろうか(それはないね)。
酒は浦霞・八海山から、マスターオススメのレアものまでたっぷり呑ませていただいた。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:うさぎ
場所:
大阪市淀川区十三東3-27-22電話:06-6309-0321
営業:11:30~14:00 17:00~23:00 日休