Jr.と男同士のつきあいで、石橋温泉で温まった後、
「おう、ちょっと寄っていくか」・・・
石橋の中でも一目おかれる居酒屋、
憩家「楽」だ。地元でも人気があり予約がないと入れないことが多い。
炭火焼料理がメインだが、毎日、
産地直送で仕入れられる食材、田舎の土間をあしらいながら大人の空間を醸し出しているところが魅力だ。
この
雰囲気が「騒ぐ子供を受け入れない」感じがする(開店間もなく行ったときは確実にそう感じた)が、
今日入ってみて「全然大丈夫じゃん」と思うくらい、結構賑わっていた。
ま、うちのJr.はおっさん化しているので騒ぐというのはないんだけど。
C級が勝手にそう感じてるだけで、実際には
この店にも「こどもビール」があったので、恐らく、家族での利用や宴会で子供達もくるのだろう。
さて、はじめに注文したのは
「泳ぎひらめの刺身(ブツ切り)」(750円)だが、「うす造り、ポン酢も」OKとのことだったので、
うす造りにしてもらった。
酒は、大好きな
「八海山」吟醸(600円)。
Jr.は「こどもビール」に、場所を考えず
「うどん食べたい」(お前はいっつもうどんか)というので却下しようとしたら、
あっ、
秋田直送の稲庭うどん(550円)あるじゃん。
Jr.の攻撃は予想以上に早かった。最初にでてきた「ひらめのうす造り」の段階で、
「それ何?食べていい?」。
ま、1枚くらいならと
「食べてみ。美味しいから」と勧めたところ、
「うわ、これ美味しいねえ!もっと食べていい?」ときた。
「そやろ、噛むほどに甘味が出てくるやろ」と言いながらこっちは半泣きだ。
結局、
造り全体の80%を根こそぎもっていかれた。かろうじて縁側はキープした。
今度は反撃だ。
青森の
「いかの一夜干し炙り焼き」(380円)は、マヨネーズの他に
柚子胡椒をつけて食べることが出来るところが嬉しい。
「これ凄い美味しいねん。辛いから少しだけしかあかんけど食べてみる?」
「うん、食べてみる~」柚子胡椒って量じゃないのよね。少量でも、かなり口に辛さが後を引くのよね。
口にした次の瞬間、
「かっ・・こ、こ・・こふぇ」と咳とえづきがミックスしたような
斬新なリアクションをみせてくれた後、こどもビールを一気に飲み干していた。
途中、稲庭うどんの横取り(美味しかったのでつい・・)などで、いざこざにはなったが、
最後に、Jr.が
「本日のおつけもの(盛り合わせ)」(450円)を
「漬け盛り一つ下さい」と注文。
白菜、きゅうり、なすび、野沢菜、キムチ(白菜)だったが、食べたいものがバッティングせずもめることもなく、無事お開きとなった。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:憩家 楽
場所:
池田市石橋2-2-3 プラザアベニュー1F電話:072-762-8051(予約専用:0120-02-8051)
営業:17:00~23:30 日休