Jr.が「エキスポランドに行きたい」という。その理由はゲームコーナーで
ゲームをしたいからだ。
冗談じゃあない。色んなアトラクションに乗りたいというなら「この寒い時期に」とは思いつつも話は分かるが、ゲームって。
入園料払ってゲームはないだろう。
で、結果どうしたかというと
アステ川西のちびっこ広場でごまかしたわけ。だが、これで一日を終わらすわけにはいかない。
この後、また
恒例の無計画散策ということで、今回は電車で
有馬温泉に行くことにした。JR川西池田駅から三田まで出て、そこから神戸電鉄に乗り換える。
三田から脱線事故を起こした有馬口まで行き、更に乗り換える。Jr.は初めての神戸電鉄に大喜びで、作戦は成功だ。
結構時間かかったなあ。14時過ぎに有馬温泉に到着した。
実は、これだけ地元ながら来たのは初めてだ。
宿泊するには、かなりお高いイメージがあるが、
外湯もありちょっとした散策にはよさそうだ。
さほど大きくないエリアなので、これくらいの時間にきても十分に回れる。
風情のある通りに、炭酸せんべいを作っているところが見学できたり、有馬籠のお店があったりと退屈しない。
遅めの昼食をとった後、少し街をぶらついて
「金の湯」(650円)に向かった。
ここには
「金の湯」と「銀の湯」という外湯があり、前者は
金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)、後者は
銀泉(無色透明な湯)と呼ばれる炭酸泉・ラジウム泉が楽しめる。
折角来たのだから、やはり
あの褐色の温泉に入りたい。
やな予感はしたが、やはり人は多そうだ。
脱衣場からして混んでるモン。
浴場に入ってさらにショックだった。
脱衣場よりもさらに混んでんじゃん!
洗い場は何とかゲットしたものの、その後、湯船を見たときには爆笑した。
だって、褐色だからみんな
顔だけ出てる状態なのよね。
人がまばらならまだ良かったのかもしれないが、まさに
芋を洗う状態だ。
つい最近、DVDで
「チャーリーとチョコレート工場」を見たところだけあって、
「ウォンカチョコレート」のナッツ入りじゃん!
もー、これだけ他の客と
接近戦で風呂に入っても癒されやしないよ。42度の少しぬるめも微妙。熱い方は44度。
「ちょっとちょっと、あんたその体制で足伸ばすんじゃないよ」
「おいおい、この間を通ろうってのかい?」
「もちょっと、静かに入りなさいよ」・・・。
この後、外に出て
足湯にも少しだけ足をつけて(そりゃ手をつける人はいないよ)、ほかほか気分で「金の湯」を後にした。