折角、北海道に出かけたので
鉄道ファンの方にも一つ。
そうでない方にも分かりやすく。
トワイライトエクスプレスのDD51重連(写真:札幌駅にて)。
ホームの先端かつかつで機関車が止まっていたため、前からは撮れず発車してから妙なアングルになっちゃった。
これじゃあトワイライトエクスプレスかどうかも分からない。
トワイライトエクスプレスは、鉄道ファンでなくとも一度は乗ってみたい豪華列車として人気だ。予約がなかなか取れないそうだ。名前の通り、
海沿いを夕焼けたそがれ時に走りディナーを楽しむわけ。
ということは、夕方に海沿いを走ってなきゃいけないから、
大阪を真昼間に出発するという特殊な寝台列車なのだ。
東京発着の寝台列車は大阪を真夜中に通過するし、大阪・新大阪発着も朝早く夜は遅い。通勤電車と違い、何時でも誰でも何処でも見られるものではない。
C級の場合は、仕事帰りが遅くなったときによく見かけるが・・ただ、それでも新大阪発の寝台列車で、東京から九州に向かうブルートレインは中々関西ではお目にかかれない。
何度か、タクシー帰りで途中、今は廃止された「あさかぜ」を目にしたが、
「お、あさかぜ」と思うよりも先に
「おえ~あさかぜやんけ~俺はこんな時間に一体何をしてるんだ」とぼやいてしまう。
深い緑色の客車が同デザインの電気機関車に引っ張られ、トワイライトエクスプレスはゆっくりと大阪を後にする。
ところが、
札幌に到着するときにはディーゼル機関車に牽引されている。函館から電化されていない区間があるからで、しかも重たい客車を引っ張るから、電気と違いディーゼルは機関車を2つにするのだ。
それが写真の状態というわけ。