C級呑兵衛はよく、
「たまに意味不明なことをする」「何を考えているのか分からない」「怪しい」と言われる。
面と向かって言われるのも失敬な話だが、あながち間違っていないので寛大に受け止めている。
今日はそう言われても仕方がない。
だって、
昼食をとりに飛行機で北海道まで行くんだもの。
もちろん日帰りで。
C級呑兵衛にすれば、
ANAのマイルが貯まった→「ソウルの往復は関空になるし日帰りでは厳しい。やはり国内で」→「水曜どうでしょうの聖地に行きたい」→「じゃ北海道ということで」というフローで決めたことなのだが、
記者A:「え?ご家族ではいかないんですか?一人旅?信じられない」
記者B:「日帰りはもったいないでしょう。泊まればいいのに」
記者C:「この時期に北海道ですか?」
記者D:「ハワイの次は北海道かよ」
記者E:「あんただけ、ええな!」
記者F:「バカじゃないの。くだらね~」俺は
東横インの社長か。何でそこまで言われなきゃならないんだ?
ま、大型記者会見もあり、こんなことだから
毎日が楽しいのだ。
「水曜どうでしょう」のことをご存じない方も多いと思うので、今回はランチの話を。
札幌から地下鉄で札幌市中央卸売市場へ向かい、その敷地横にある一画、
「場外市場」にやってきた。新鮮な魚貝を扱う直売店が軒を連ねる。
その中の1軒に「北のグルメ直売店」があり、奥に団体客も受け入れる食堂がある。
「北のグルメ亭」だ。
店内は、殺風景な
広い大衆食堂の雰囲気だが、壁にはびっしりとサイン色紙が飾られている。
平日で、この通り自体それほど人が歩いている感はないのに、何故か店内は客であふれている。
ここで注文するものは一つ、
「海鮮丼」(2950円)だ。旬の海の幸がこれでもかと盛られた丼だ。
これに、熱燗1合とかに汁(280円)を付けた。
色んな写真でこの丼はみたけど、こういうのって、とかく写真と実物が異なることが多い。
まあ、
出てきた丼みたらびっくりするわ。
嘘偽りのないスペシャル丼が目の前に出される。写真通りに、丼からはみでんばかりの海の幸がつややかで新鮮だ。
タラバ、ウニ、ボタンエビ、イクラ、ホタテ、つぶ貝などなど。
わさび醤油をかけて食べるのだが、その前にかき混ぜることもできないので、ある程度は刺身として食べることにした。で、後半ウニ・イクラでご飯をかきこむ感じだ。
かに汁も身の入った
タラバガニの足がコロコロと入って、いい味がでている。折角の熱燗がそっちのけだ。
ね、こんなことを平気で書くから周辺からボロカス言われるわけ。
「自分だけいい思いして!」。
「いい思いしましたよ~」。
札幌に遊びに行く際は、絶対に足を運ぶべし「北のグルメ亭」。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:北のグルメ亭
場所:
札幌市中央区北11条西22丁目電話:011-631-6745
営業:7:00~15:00