夕方、
「私は仕事で来たんですよ」という顔をして阪急電鉄本社を訪れた。
そんな、うさん臭い顔をしているから、受付で
「どちら様ですか?」ってなことになるんだ。
イニシャルF氏とアポイントがあることを伝えたが、
「どちらの部署でしょうか?」と名前だけでは通じなかった。
やはり、
仕事で来るべきなのだ。
下手すると、
両脇抱えられて外に連れ出されるところだった。
帰り、茶屋町からホームに上がったが、ちょうど
日生エクスプレスが入線したところだった。
いつも、通勤で梅田へ出るときは日生エクスプレスなのだが、梅田から石橋へ向かうときには時間帯が早くて乗る機会が少ない。
だから、
「日生中央」行が何となくうれしい。あと、なんと言っても、十三の次が石橋というのがうれしい。
昔の急行ってそうだったんだけどね。
列車が入線する直前、一番前の車両付近に立っていたのだが、ここから京都線方面に目を向けると、9300系を含めた車両がずらっと並ぶ。
普段、この位置にいることがないので、新鮮味があった。思わずシャッターをきる。
まるで、
Gメン'75だ(今の時代、知る人も少なくなった)。