久々に呉春

わが家での晩酌にと、ビールをはじめ各種アルコールが取り揃えられる中、いつも日本酒は2リットルのパックものにお世話になっている。
本当は全国の地酒を堪能したいところだが、日本酒は、アルコールの中でも飲みだすと「止むまで待とうほととぎす」状態になるので、質より量で我慢している

だが、たまには地酒も飲みたいということで、今回、「呉春」を買った。
少し前までは、中々入手しにくい酒として知られていたが、普通酒については今ではコンビニエンスストアでも販売されるようになり、より身近な存在となっている。

「呉春」には3種あり、グレード的には「特吟」「本まる」「普通酒」だ。
「特吟」なんてなると、ラベルの呉春の文字が金色になり、ビジュアルからして高級品だ。もちろん表面的な話だけでなく、原料米一つからして他のグレードとは違う。栽培が難しいとされる岡山の「赤磐雄町」を使用しているそうだ。
普段、普通酒で慣れていると「え?これが呉春」と思うくらい、旨みとまろやかさが際立つ。

まあね、そんなお酒そもそも手に入らないし5000円くらいするから、めったに呑めないわけ。一般庶民は普通酒、普通酒。
でも、実はこの普通酒、特吟を知る人でも「2級酒の方が好き」という人も多く、C級もこのすっきり感が好きだったりする。
居酒屋によっては「味に変なクセがないので、女性の方によくオススメしています」という。

高校の社会科(日本史)でもあるが、江戸期の産業として3大酒造地といえば灘、伊丹、池田とされるほど、池田も上方の銘酒の一役をかっていたのだ。
関西(都が当初は京都なので)から江戸へ流通する上り酒として重宝されたそうな。
逆に、江戸から上方へくる酒を下り酒といい、あまりよくない酒とされていた。普段、よく使う「くだらない」の語源ともされる。

「くだらない」は、よく使うというよりはC級に対してよく使われる言葉のようだ。

by nonbe-cclass | 2006-01-19 23:21 | ・C級呑兵衛 | Trackback | Comments(2)  

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Commented by C級呑兵衛 at 2006-12-29 09:02 x
わ!本当ですね。

逆に書いていました。ご指摘ありがとうございます。上方から江戸が「下り」ですね。

お酒に絡めた話にしましたが、諸説によると「くだらない」という言葉はもっと昔から使われていたともされています。
Commented by くだらない男 at 2006-12-29 12:11 x
>関西(都が当初は京都なので)から江戸へ流通する上り酒として重宝されたそうな。

都から江戸に下るわけですから、「下り酒」が正しいはずです。
「くだらない」は、江戸にさえも下らないつまらないものというところからきているはずです。
私は首都圏にあまり行かないので、「くだらない男」なのです。あしからず。

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