週末、
和歌浦に一泊することになった。
和歌浦は、和歌山市街からほどなく近い観光地で、和歌浦海岸沿いに幾つかの宿泊施設が建ち並ぶところだ。
今回は男三人旅だ。
めずらしい構成だが、気さくなメンバーで、気ままな旅もいいものだ。
「酒」さえあればどこまでも。
数箇所候補をあげたが直前の予約だったため、結果、和歌浦の
「魚又楼」になった。予約をお願いした旅行会社は、
「正直おすすめはできません」と歯切れよく言ったが、こう言われるとむしろ
C級呑兵衛の血が騒ぐ。旅はハプニングとパニックだ。
夕方、
イニシャルF氏と関西国際空港に向かう。あと一人が、ニュージーランド旅行から帰ってくるので空港で合流するのだ。旅行から帰って、その足で旅行にでかけるところがすごい。
イニシャルK氏だ。
ところが、17時到着のニュージランド航空は15分程度遅れ、結局イニシャルK氏が出てくるまで、
飛行機到着から1時間程かかった。この時点で、旅館に連絡を入れる。チェックインが遅れると夕食に影響するからだ。
「夕食の最終が19時半なので急いで下さい」。
いきなり客をせかすとは気に入った。ここには何かある。
和歌山市街を走るため一部渋滞し、結局、
宿に到着したのが19:15。
旅館は、
「古さ」をお洒落に活かすこともなく、そのまま
「古い旅館やな」と思わせる味のあるタイプだ。
イニシャルK氏は長旅の疲れをとるために、到着後すぐに風呂に入りたいとリクエストしていたが
木っ端微塵に却下され、部屋への案内もそこそこにすぐに夕食となった。
急かすわりには
特徴のある食事でもなかったが、ビールを空けながら
おもろい話で盛り上がる。
つらつらとその内容を書き記したいところだがブログでは厳しいので、それはマイホームページ
「地元のネタ!」の中の、色んな画像と体験をまとめた
「こんなんでした」で後日紹介する。
夕食だけが急かされると思いきや、
風呂も22時までとのことで慌しい夜になった。
布団も敷かれ、のんびりしだすと
持ち込んだ酒&冷蔵庫の中の酒が殆ど空になった。
イ・ヨンエが好きなイニシャルK氏が
「宮廷女官チャングムの誓い」にチャンネルをかえると、最後の方には疲れて寝ていた。